3. 概要¶
3.1. OData 連携 について¶
OData(V2) 定義
バージョン2 の OData サービスに対してエンティティデータの「作成(Create)」、「読み出し(Read)」、「更新(Update)」、「削除(Delete)」を行うユーザ定義タスクです。 ブラウザ上で操作対象の OData サービス URL を指定し、操作を選択するだけで、 IM-LogicDesigner が入力値と返却値を自動で定義します。OData(V4) 定義
バージョン4 の OData サービスに対してエンティティデータの「作成(Create)」、「読み出し(Read)」、「更新(Update)」、「削除(Delete)」を行うユーザ定義タスクです。 ブラウザ上で操作対象の OData サービス URL を指定し、操作を選択するだけで、 IM-LogicDesigner が入力値と返却値を自動で定義します。
注意
3.2. OData について¶
OData (Open Data Protocol) とは RESTful API を構築、またはそれにアクセスしデータの取得/更新を行うためのプロトコルです。 クライアントは、OData サービスが提供するメタデータやエンティティなどの情報を読み取り、データの読み出し、更新を行います。
- メタデータURL「OData サービス URL/$metadata」(例:http://services.odata.org/V2/(S(readwrite))/OData/OData.svc/$metadata)として提供される、その OData サービスが提供するデータの型などを記述したドキュメントです。
- エンティティ複数のデータ(数値や文字列等)をひとつにまとめた型、またはそのデータそのものの事を言います。
OData 連携では、OData サービスのメタデータにアクセスし、作業対象のエンティティセットとその入出力を自動で定義し、実行時に定義情報を基にエンティティデータの取得(GET)、更新(POST, PUT, PATCH, MERGE, DELETE)を行います。
3.3. SAP HANA 連携について¶
SAP HANA にはデータベースを OData サービス化する機能が存在します。 この機能と OData 連携機能を組み合わせることで、SAP HANA との連携を行います。
3.4. アクター¶
- intra-mart Accel Platform システム管理者
intra-mart Accel Platform 環境の管理者
- SAP HANA システム管理者
SAP HANA 環境の管理者