3.6. プライベートグループ¶
会社やパブリックグループはシステムで決定する団体ですが、個人でグループを管理したい場合はプライベートグループを利用することができます。
3.6.1. データ構造¶
プライベートグループに関連するER図を【図:プライベートグループに関連するER図】に示します。【図:プライベートグループに関連するER図】
【図:プライベートグループに関連するER図】において各エンティティは次のような役割・制約があります。
ユーザ
ユーザを管理します。詳細は「ユーザ 」を参照してください。 プライベートグループ
プライベートグループの詳細情報を管理します。 非期間国際化の基本構造です。 削除フラグもありません。 プライベートグループ所属
ユーザがどのプライベートグループに所属するかを管理します。 所属構造ですが、期間化はされていません。 ユーザが物理削除された場合、このエンティティの関連レコードも物理削除されます。
3.6.2. プライベートグループの情報¶
プライベートグループは会社やパブリックグループと同様に団体を扱う情報です。しかし、プライベートグループは個人で扱えることを最優先の目的としているため、簡素な管理体系となっています。そのためプライベートグループは会社やパブリックグループとは以下の点で異なります。
- 階層構造を持ちません。
- バージョンによる管理がされません。
- 期間化や国際化がされていません。
コラム
ユーザはプライベートグループを複数定義することが可能です。複数のプライベートグループのグループコードが同じでも、プライベートグループを定義したユーザが異なれば別のプライベートグループとして扱われます。