intra-mart Accel Platform IM-共通マスタ 仕様書 第7版 2019-04-01

3.6. プライベートグループ

会社やパブリックグループはシステムで決定する団体ですが、個人でグループを管理したい場合はプライベートグループを利用することができます。

3.6.1. データ構造

プライベートグループに関連するER図を【図:プライベートグループに関連するER図】に示します。
../../_images/private_group_er.png

【図:プライベートグループに関連するER図】

【図:プライベートグループに関連するER図】において各エンティティは次のような役割・制約があります。
  • ユーザ
    • ユーザを管理します。詳細は「ユーザ 」を参照してください。
  • プライベートグループ
    • プライベートグループの詳細情報を管理します。
    • 非期間国際化の基本構造です。
    • 削除フラグもありません。
  • プライベートグループ所属
    • ユーザがどのプライベートグループに所属するかを管理します。
    • 所属構造ですが、期間化はされていません。
    • ユーザが物理削除された場合、このエンティティの関連レコードも物理削除されます。

3.6.2. プライベートグループの情報

プライベートグループは会社やパブリックグループと同様に団体を扱う情報です。
しかし、プライベートグループは個人で扱えることを最優先の目的としているため、簡素な管理体系となっています。
そのためプライベートグループは会社やパブリックグループとは以下の点で異なります。
  • 階層構造を持ちません。
  • バージョンによる管理がされません。
  • 期間化や国際化がされていません。

コラム

ユーザはプライベートグループを複数定義することが可能です。
複数のプライベートグループのグループコードが同じでも、プライベートグループを定義したユーザが異なれば別のプライベートグループとして扱われます。