intra-mart Accel Platform IM-LogicDesigner仕様書 第24版 2024-04-01

4.2.5.1.16. BIS申請/承認

処理種別(タイプ)BIS申請/承認は、ユーザ定義タスクとしてワークフローを処理するタスクを定義します。

4.2.5.1.16.1. 入力値/返却値

処理種別(タイプ)BIS申請/承認では、入力値/返却値をそれぞれ以下のように定義します。

4.2.5.1.16.1.1. 入力値

IM-BIS ワークフローの処理に必要な情報を定義します。
  • draftInfo/applyFromUnapplyInfo/applyInfo/reapplyInfo/approveInfo
    起票情報/起票案件の申請情報/申請情報/再申請情報/承認情報
  • asyncProcessingFlag
    非同期処理中実行フラグ

    コラム

    非同期処理中実行フラグについて

    非同期処理中実行フラグに true を指定することで、到達処理ユーザプログラムで、当該案件を処理できます。
    詳細は、以下のIM-BISタスクの入力値を参照してください。
  • workflowAdvancedSettingInfo
    ワークフロー設定情報(高度な設定)

    コラム

    ワークフロー設定情報(高度な設定)について

    対象のIM-BIS ワークフローの処理時に以下の設定が不要な場合は削除可能です。
    • 分岐先選択情報
    • 確認ノード設定情報
    • 動的承認ノード設定情報
    • 横配置ノード設定情報
    • 縦配置ノード設定情報
  • userParamInfo
    ユーザパラメータ設定情報

    コラム

    ユーザパラメータ設定情報について

    ユーザパラメータを設定することによって、アクション処理で利用できます。
    userParamInfoは以下のように設定してください。
    userParamInfo <object>
      ├─ パラメータ名 <型>
      ├─ パラメータ名 <型>
      ├─ パラメータ名 <型>
      └─ パラメータ名 <型>
    
  • applyUserPlugin
    処理対象者情報(プラグイン情報) 値を設定することで、申請する人を指定できます。
  • formaItemInfo
    画面アイテム入力情報
  • formaTableItemInfo
    テーブル系画面アイテム入力情報

    コラム

    アイテム入力情報について

    処理種別が「起票」の場合は、起票処理時にFormaのアプリケーションデータを登録する場合に設定してください。

注意

キー名と型について

キー名と型を変更した場合、IM-BIS ワークフローは処理できません。

4.2.5.1.16.1.2. 返却値

ワークフローの申請の実行結果として取得された情報を定義します。
処理種別が申請、起票の場合に定義します。
  • matterNumber
    案件番号
  • systemMatterId
    システム案件ID
  • userDataId
    ユーザデータID

4.2.5.1.16.2. BIS申請/承認

4.2.5.1.16.2.1. アプリケーション種別

アプリケーション種別を選択します。
以下のアプリケーション種別から選択します。
  • BIS
  • Forma(Workflow)

注意

アプリケーション種別を変更すると、選択済みの処理種別および定義情報が初期化されます。

4.2.5.1.16.2.2. 処理種別

処理種別は、ワークフローパラメータに対する入力値を定義するための情報です。
処理種別に基づいて、以下の入力値を定義します。
それぞれの入力値は、処理種別に該当するIM-BISタスクの入力値に対応しています。
  • 起票案件作成
    • 「起票情報」(draftInfo)
    • 「申請処理対象者情報(プラグイン情報)」(applyUserPlugin)
  • 起票案件の申請
    • 「起票案件の申請情報」(applyFromUnapplyInfo)
    • 「非同期処理中実行フラグ」(asyncProcessingFlag)
    • 「ワークフロー設定情報(高度な設定)」(workflowAdvancedSettingInfo)
    • 「ユーザパラメータ」(userParamInfo)
  • 申請
    • 「申請情報」(applyInfo)
    • 「ワークフロー設定情報(高度な設定)」(workflowAdvancedSettingInfo)
    • 「ユーザパラメータ」(userParamInfo)
  • 再申請
    • 「再申請情報」(reapplyInfo)
    • 「非同期処理中実行フラグ」(asyncProcessingFlag)
    • 「ワークフロー設定情報(高度な設定)」(workflowAdvancedSettingInfo)
    • 「ユーザパラメータ」(userParamInfo)
  • 承認
    • 「承認情報」(approveInfo)
    • 「非同期処理中実行フラグ」(asyncProcessingFlag)
    • 「ワークフロー設定情報(高度な設定)」(workflowAdvancedSettingInfo)
    • 「ユーザパラメータ」(userParamInfo)

4.2.5.1.16.2.3. 定義情報

定義情報は、画面アイテムに対する入力値を定義するための情報です。
定義情報のメインフォームに、入力項目として配置されているすべてのアイテムを、入力値として定義します。

コラム

IM-Workflow単体のフローについて

BIS、Forma(Workflow)定義情報を指定せず、userParamInfoを定義することによってIM-Workflow単体のフローを処理できます。