サービスの選出と起動・停止¶
ここでは、intra-mart Accel Platform で提供している各種サービスを起動するサーバの選出方法や、各種サービスの起動・停止について説明します。
サービスの選出¶
各サービスを開始するサーバを選出します。サービスの選出は以下の状況を検知した際に、ServerManagerによって自動的に行われます。
- intra-mart Accel Platform の起動時
- 分散環境を構築する Web Application Server の追加時
- 分散環境を構築する Web Application Server の停止時
Web Application Server の追加・削除時の詳細については、 サーバ間の通信 を参照してください。サービスの選出方法は、サービスの挙動によって以下の2つにわかれます。
サービスの起動¶
サービスを開始します。ServerManagerより開始要求を受け付けた場合に実行されます。各サービスが起動するための前提条件は以下のとおりです。
- ServerManager
- Storageへの接続が正常に行えること。
- データベースへの接続が正常に行えること。
- TaskService
- データベースへの接続が正常に行えること。
- Job Scheduler Service
- データベースへの接続が正常に行えること。
注意
システム管理者が画面から停止したサービスはサーバの起動・停止しても開始されません。サービスを再開するにはシステム管理者画面からサービスの再開を行う必要があります。
サービスの起動順序¶
各サービスは以下の順番で起動処理が実行されます。
- ServerManager
- TaskService
- JobSchedulerService
サービスの停止¶
サービスを停止します。サービスが起動している Web Application Server の停止処理を行った場合や、システム管理者が画面より停止を行った場合、ServerManagerより停止要求を受け付けた場合に実行されます。各サービスが停止処理時の動作は以下の通りです。
TaskService
タスクサービスを停止します。サービスの停止時に実行中のタスクが存在する場合は、タスクの実行が終了するまで停止処理は待機します。
Job Scheduler Service
スケジューラサービスを停止します。サービスの停止時に実行中のジョブが存在する場合は、ジョブの実行が終了するまで停止処理は待機します。
注意
システム管理者がサービスの停止・再開を行う機能は、intra-mart Accel Platform 2020 Spring(Yorkshire) 以降で利用できます。