IM-FormaDesigner IM-ContentsSearch for IM-FormaDesigner 操作ガイド 第6版 2023-10-31

5. Forma全文検索の設定方法

Forma全文検索管理画面では、アプリケーションのフォームに配置した入力系アイテムから、全文検索の対象とする項目を設定することができます。

5.1. Forma全文検索の基本仕様

Forma全文検索の基本仕様は、以下の通りです。
  • IM-FormaDesigner のクローラジョブは IM-Workflow 全文検索機能が提供するジョブ「ワークフロークローラ」に含まれます。
    そのため、IM-Workflow の案件・フロー情報に関する全文検索の仕様については、「IM-ContentsSearch for IM-Workflow仕様書」を参照してください。
  • Forma全文検索管理画面で、検索対象に選択できる項目(「検索対象項目設定に表示される項目」)はアプリケーションテーブル(ヘッダテーブル、明細テーブル)に列が作成されるアイテムと、画面アイテム「ファイルアップロード」です。
    ファイルアップロード以外のアイテムに関して、フィールド値DB登録が無効、かつ、アプリケーションテーブルに列が作成されない項目(アイテム)となっている場合には、検索対象項目に含まれません。
  • 画面アイテムのセレクトボックスの表示値・送信値など複数の値を持つ入力系アイテムの場合、送信値を対象とした検索を行います。

5.2. Forma全文検索管理画面の操作手順

Forma全文検索管理画面で、アプリケーションのフォームに配置した画面アイテムを検索対象に設定するには以下の手順で操作します。
  1. 「サイトマップ」→「Forma全文検索管理画面」→(「Formaアプリ作成」または「Formaアプリ作成管理」→)「アプリ一覧」をクリックします。

    コラム

    • 「Formaアプリ作成」から操作したい場合には、対象のユーザに「Formaアプリ作成者」のロールが付与されている必要があります。

    • 「Formaアプリ作成管理」から操作したい場合には、「Formaアプリ作成管理者」のロールが付与されている必要があります。
      BISで作成したフローの検索対象項目を設定する場合には、「Formaアプリ作成管理」からの操作となるため、「Formaアプリ作成管理者」のロールを付与してください。
  2. 検索対象の項目を設定したいアプリケーションの「編集」アイコンをクリックします。

    ../../_images/manager_1.png
  3. 検索対象に追加できる項目が「フィールド識別名(列名) | フィールド識別ID」の形式で「検索対象外項目」に表示されますので、検索対象とする項目を「検索対象項目」に移動します。
    (画面アイテム「スプレッドシート」の場合、「アイテム名 | スプレッドシートID」の形式で表示します。)
    ../../_images/manager_2.png
  4. 設定し終わったら「登録」をクリックして保存します。
    更新の場合、「更新」をクリックします。
    ../../_images/manager_3.png
  5. フォームに画面アイテム「明細テーブル」、「グリッドテーブル」、「ファイルアップロード」、「スプレッドシート」を配置している場合、それぞれに対応したタブが表示されますので、各タブで検索対象の項目を設定します。
    検索対象の設定後に、「登録」(更新)をクリックして保存してください。
    • ファイルアップロードの場合

      ../../_images/manager_4.png
      検索対象に追加できる項目が「アイテム名 | アイテム識別ID」の形式で表示されます。
    • 明細テーブルとグリッドテーブルの場合

      タブに「明細({アイテム名})」を表示します。
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    • スプレッドシートの場合

      タブに「スプレッドシート({アイテム名})」を表示します。
      ../../_images/manager_6.png
      検索対象に追加できる項目が以下の形式で表示されます。
      • フィールド定義
      • 「フィールド識別ID」
      • テーブル定義
      • 「テーブル識別ID | フィールド識別ID」

    コラム

    スプレッドシートには二種類の検索設定があります。

    1. 全文字検索(「ヘッダー」タブ)
      • 選択したスプレッドシート内の全ての文字が検索対象です。
      • 事前にスプレッドシートのシートDB登録を有効にする必要があります。
      • 日付データはセルの書式に設定されているフォーマットでインデックスに登録されます。
    2. バインディング値検索(「スプレッドシート({アイテム名})」タブ)
      • 選択したバインディング値のみが検索対象です。
      • 事前にスプレッドシートのバインディング値DB登録を有効にする必要があります。
      • 日付データはテナント管理の「日付と時刻の形式」で設定されている日付の「標準表示」の形式でインデックスに登録されます。
    • 同じスプレッドシートに対し、全文字検索とバインディング値検索の両方が検索対象の場合は、全文字検索の設定のみが有効です。
    • 画面アイテム「スプレッドシート」に関しては、「 IM-BIS デザイナヘルプ 」の「 スプレッドシート 」を参照してください。