9.2.3. システム管理¶
9.2.3.1. システムで予約されているユーザコードがあるため利用できないコードがあります。¶
- 以下のユーザコードはシステムで予約されているため利用できません。
- anonymous : 未認証ユーザ
- system : テナント初期設定の実行ユーザ
- im_job : ジョブネット実行ユーザ
- jp.co.intra_mart.portal.group.user : グループポータル登録ユーザ
9.2.3.2. システム管理者はすべての画面にアクセスが可能です。¶
システム管理者は、すべての画面にアクセスが可能であるため、一般ユーザ用画面にもアクセス可能です。ただし、一部の画面ではシステム管理者によるアクセスを想定していないため、画面表示や更新処理に失敗する場合があります。システム管理者は、ホーム画面からアクセスできる範囲の操作を行ってください。次の画面でエラーが発生します。
ロケール設定(一般ユーザ用)表示時に「HTTP 500 : Servlet Exception」が発生します。 パスワード設定表示は可能です。ただし更新時にエラーが発生します。
9.2.3.3. システム管理者のユーザコードは、一般ユーザのユーザコードと重複してはいけません。¶
重複している場合、システム管理者が一般ユーザ各種機能を利用した際にデータの不整合が発生する可能性があります。例えば、ログ出力時のユーザコードが曖昧になる、マイメニューや個人設定がシステム管理者と一般ユーザとの間で共有状態となる、などの事象が発生します。
9.2.3.4. システム管理者の権限エラー画面から「ホーム画面へ戻る」をクリックした場合、一般ユーザのホーム画面へ遷移する場合があります。¶
制限事項「 「ログイン」画面を表示したまま暫く放置するとログインが行えません。 」により、システム管理者のログイン画面でしばらく放置すると、権限エラー画面へ遷移します。その場合システム管理者としてログインしてないため、権限エラー画面から「ホーム画面へ戻る」をクリックすると一般ユーザのホーム画面へ遷移します。
9.2.3.5. システム管理のSMTPサーバ設定で設定内容の編集ができない場合があります。¶
システム管理のSMTPサーバ設定では、javamail-config.xml の smtp-server の設定内容を更新(上書き保存)することが可能です。このとき、smtp-server 要素の id 属性について、バリデーションルール(id2)でエラー扱いとなるような文字列が設定されている定義については更新ができません。ただし、画面上からの更新操作ができないのみで javamail-config.xml で設定されている内容については正常に利用可能です。SMTPサーバ設定やバリデーションルール、javamail-config.xml については以下を参照ください。