タイムゾーン¶
項目
概要¶
intra-mart Accel Platform のタイムゾーン対応¶
intra-mart Accel Platform におけるタイムゾーン対応の構成要素は、以下の5つです。
- タイムゾーンの定義
intra-mart Accel Platform で利用するタイムゾーンを定義しています。
- 日時データを統一のタイムゾーンで変換して保存する
日時データは、統一されたタイムゾーンで変換して DB に保存します。
- タイムゾーン解決
ユーザは、使用したいタイムゾーンを intra-mart Accel Platform に登録できます。登録しない場合、自動的に解決されたタイムゾーンが適用されます。タイムゾーンの解決順序については、定義済みアクセスコンテキスト を参照してください。
- 日時データをユーザのタイムゾーンで変換する
日時データを画面に表示する場合、ユーザのタイムゾーンで変換されている必要があります。ユーザのタイムゾーンに変換する方法については、ユーザのタイムゾーン、日付と時刻の形式を利用する を参照してください。
- 夏時間対応
タイムゾーンの定義¶
初期状態のタイムゾーンの定義¶
intra-mart Accel Platform が初期状態で定義しているタイムゾーンは、以下を参照してください。
- タイムゾーンマスタファイル
intra-mart Accel Platform で定義されているタイムゾーンは、「タイムゾーンマスタファイル」という XML に記述されています。初期状態のシステム・デフォルト・タイムゾーンは、JDK のタイムゾーンです。
設定ファイル
%CONTEXT_PATH%/WEB-INF/conf/time-zone-config/im-time-zone-config.xml
日時データを統一のタイムゾーンで変換して保存する¶
システム要件¶
システム側で、日時データを同じタイムゾーンのデータとして処理するために、intra-mart Accel Platform の稼働環境には以下の制約があります。
- 日時データを保存する DB データ型には TIMESTAMP 型を使用する
SQL Server では datetime 、または、 datetime2 を使用します。注意
intra-mart Accel Platform では、タイムゾーン変換した際の日時データの整合性を保証するために、日時データを格納する DB カラムは TIMESTAMP 型を推奨しています。タイムゾーン付き TIMESTAMP 型は、タイムゾーン変換が DB の仕様に依存しているため、 intra-mart Accel Platform 側で日時データの整合性を保証できませんので、タイムゾーン付き TIMESTAMP 型を使用しないでください。
- 日時データは、システム・デフォルトのタイムゾーンで変換して保存する
システム・デフォルトのタイムゾーンは、 JDK のタイムゾーンと同じです。
- 分散環境では全ての Java VM のタイムゾーンを統一する
- Java VM のタイムゾーンは運用開始後に変更しない