3.33. 出張手配代理マスタ¶
本項では、出張手配代理マスタの設定方法を説明します。
3.33.1. 概要¶
出張手配代理マスタは、「J’sNAVI Jr.」の出張手配に関する代理情報を管理します。メンテナンス、インポートの2種類の方法でマスタ設定が可能です。また、マスタ設定をエクスポート可能です。出張手配代理マスタに代理先として設定されたユーザは、代理申請時に出張手配が可能です。また、代理元ユーザが申請した案件について、代理先ユーザが承認者として設定されている場合には、承認時に出張手配が可能です。出張手配の詳細は「Kaiden!から「J’sNAVI Jr.」を使用して出張手配する方法」を参照してください。出張手配を実施する際は、代理先ユーザも出張手配ユーザマッピングマスタに登録する必要があります。
3.33.2. メンテナンス¶
本項では、メンテナンス機能を利用したマスタ設定方法を説明します。
3.33.2.1. 新規登録¶
「サイトマップ」→「Kaiden!」→「J’sNAVI Jr.」→「出張手配」→「出張手配代理」をクリックします。 一覧画面表示後、「新規登録」をクリックします。 登録/更新画面で必要な情報を入力し、「登録」をクリックします。
有効期間開始日と終了日を設定します。 会社代理元の会社を設定します。 代理元代理元ユーザを設定します。 代理先代理先ユーザを設定します。コラム
「代理元」、「代理先」は、開始日を検索基準日としています。コラム
明細行の操作方法は、 明細行の操作 を参照してください。 確認ポップアップが表示されますので、「決定」をクリックします。 新規登録することができました。
3.33.2.2. 更新¶
「サイトマップ」→「Kaiden!」→「J’sNAVI Jr.」→「出張手配」→「出張手配代理」をクリックします。 一覧画面で「検索」をクリックします。コラム
検索欄に検索したい出張手配代理マスタの以下の項目を入力して「検索」をクリックすると、結果を一覧に表示します。
代理元 一覧画面の対象データが表示されている行をクリックします。コラム
一覧機能の操作方法は、 一覧画面の操作 を参照してください。 登録/更新画面で情報を編集し、「更新」をクリックします。次の項目は編集不可項目です。
- 会社
- 代理元
確認ポップアップが表示されますので、「決定」をクリックします。 更新することができました。
3.33.3. インポート¶
本項では、インポート機能を利用したマスタ設定方法を説明します。
3.33.3.1. インポートデータ作成¶
インポートするデータを作成し、ストレージにアップロードします。作成するインポートデータの形式は、次の通りです。
ファイル形式ジョブネットの設定で設定する実行パラメータにより変化します。以下は初期値(実行パラメータ未設定の場合)のファイル形式です。
ファイル名 import_header.csv import_dtl.csv 文字コード UTF-8 区切り文字 , 囲み文字 “ データ形式import_header.csv
No(列) 項目名 必須 最大文字数 備考 1 会社コード ○ 100 2 ユーザID ○ 100 3 期間コード ○ 50 半角英数字、「_」「-」を設定可能です。 4 開始日 10 yyyy/MM/dd形式インポートモードが4、5の場合、使用されます。5 終了日 10 yyyy/MM/dd形式インポートモードが4、5の場合、使用されます。6 削除フラグ ○ 1 0:有効1:無効データサンプル"comp_sample_01","hayashi","term01","1900/01/01","1999/12/31","1" "comp_sample_01","hayashi","term02","2000/01/01","2999/12/31","0"コラム
項目を省略する場合でも、「”」で囲んでください。コラム
「期間コード」は、「会社コード」、「ユーザID」が同じデータ単位で期間(開始日・終了日が同一)ごとに一意の値を設定します。「会社コード」、「ユーザID」が異なるデータに対しては、期間コードに重複する値を設定可能です。 データ形式import_dtl.csv
No(列) 項目名 必須 最大文字数 備考 1 会社コード ○ 100 2 ユーザID ○ 100 3 期間コード ○ 50 半角英数字、「_」「-」を設定可能です。 4 タプルID ○ 18 5 行番号 ○ 18 6 代理先ユーザコード ○ 100 データサンプル"comp_sample_01","hayashi","term01","0","1","hagimoto" "comp_sample_01","hayashi","term02","0","1","hagimoto"コラム
項目を省略する場合でも、「”」で囲んでください。コラム
「import_header.csv」、「import_dtl.csv」で設定された「会社コード」、「ユーザID」、「期間コード」が同一の場合、同じデータのヘッダ部分・明細部分として扱います。 アップロード先ジョブネットの設定で設定する実行パラメータにより変化します。以下は初期値(実行パラメータ未設定の場合)のアップロード先です。
ディレクトリ kaiden/generic/master/jnaviAgt ファイル名 import_header.csv import_dtl.csv コラム
インストール直後などはアップロード先のディレクトリが作成されていません。ディレクトリの作成方法やファイルのアップロード方法は、次のドキュメントを参照してください。
3.33.3.2. ジョブネットの設定¶
インポート機能用のジョブネットの設定を行います。
「サイトマップ」→「テナント管理」→「ジョブネット設定」をクリックします。 ジョブネット一覧(画面左部)の「出張手配代理」をクリックします。 「編集」をクリックします。 必要に応じて「実行パラメータ」、「トリガ設定」を編集します。コラム
設定が必要な実行パラメータの詳細は、実行パラメータを参照してください。トリガ設定の設定方法は『テナント管理者操作ガイド』を参照してください。コラム
複数の「実行パラメータ」、「トリガ設定」を行う場合はジョブネットを複数作成してください。ジョブネットの作成方法は『テナント管理者操作ガイド』を参照してください。ジョブネット作成時には次のジョブを登録してください。
ジョブID ジョブ名(ジョブ選択時のツリー) kaiden-job-base-jnavi-import-agt Kaiden! / J’sNAVI Jr. / インポート / 出張手配代理 編集後、「更新」をクリックします。 確認ポップアップの「決定」をクリックします。 ジョブネットが設定されました。コラム
ジョブネットの設定(実行)後、メンテナンス機能でインポートが正しく実行されたことを確認してください。
3.33.4. エクスポート¶
本項では、エクスポート機能を利用したマスタ設定取得方法を説明します。
3.33.4.1. ジョブネットの設定¶
エクスポート機能用のジョブネットの設定を行います。
「サイトマップ」→「テナント管理」→「ジョブネット設定」をクリックします。 ジョブネット一覧(画面左部)の「出張手配代理」をクリックします。 「編集」をクリックします。 必要に応じて「実行パラメータ」、「トリガ設定」を編集します。コラム
設定が必要な実行パラメータの詳細は、実行パラメータを参照してください。トリガ設定の設定方法は『テナント管理者操作ガイド』を参照してください。コラム
複数の「実行パラメータ」、「トリガ設定」を行う場合はジョブネットを複数作成してください。ジョブネットの作成方法は『テナント管理者操作ガイド』を参照してください。ジョブネット作成時には次のジョブを登録してください。
ジョブID ジョブ名(ジョブ選択時のツリー) kaiden-job-base-jnavi-export-agt Kaiden! / J’sNAVI Jr. / エクスポート / 出張手配代理 編集後、「更新」をクリックします。 確認ポップアップの「決定」をクリックします。 ジョブネットが設定されました。
3.33.4.2. ファイル取得¶
エクスポートファイルを次のエクスポート先から取得します。
エクスポート先ジョブネットの設定で設定する実行パラメータにより変化します。以下は初期値(実行パラメータ未設定の場合)のエクスポート先です。
ディレクトリ kaiden/generic/%会社コード%/master/jnaviAgt/ ファイル名 export_header.csv export_dtl.csv データ形式エクスポートファイルのデータ形式です。export_header.csv
項目 項目名 備考 companyCd 会社コード userCd ユーザID termCd 期間コード startDate 開始日 yyyy/MM/dd形式 endDate 終了日 yyyy/MM/dd形式 deleteFlag 削除フラグ 0:有効1:無効export_dtl.csv
項目 項目名 備考 companyCd 会社コード userCd ユーザID termCd 期間コード tupleId タプルID rowNumber 行番号 agentUserCd 代理先ユーザコード