intra-mart Accel Kaiden! プログラミングガイド 第21版 2024-04-01

5.5. カスタマイズ時の注意事項

本項では、 カスタマイズ時の注意事項を説明します。

5.5.1. 2.0.12以前のバージョン(SAStruts+S2JDBC)から2.0.13以降のバージョン(SpringMVC+Mirage-SQL)へアップデートする際の注意点

2.0.12以前のバージョン(SAStruts+S2JDBCの開発モデル)から2.0.13以降のバージョン(SpringMVC+Mirage-SQLの開発モデル)へアップデートする際の注意点を説明します。
カスタマイズしたモジュールを「SpringMVC+Mirage-SQLの開発モデル」に修正する場合、当項を参考にしてください。

5.5.1.1. マスタメンテナンス

intra-mart Accel Kaiden! MasterBuilder 設定ガイド』を参照してください。
MasterBuilderを使用しないでマスタメンテナンス関連機能を作成した場合、MasterBuilderを使用して作成することを推奨します。

5.5.1.2. ガジェット(ワークフロー)

intra-mart Accel Kaiden! GadgetBuilder 設定ガイド』を参照してください。
GadgetBuilderを使用しないでマスタメンテナンス関連機能を作成した場合、GadgetBuilderを使用して作成することを推奨します。

5.5.1.3. 定数ファイル(constants)

IM-Workflow連携モジュールのextension_imw_constants.xmlを標準から変更している場合、標準のJSPパスを定義している項目の設定値を見直してください。
詳細は「機能説明」-「constants」-「IM-Workflow連携モジュール」を参照ください。

5.5.1.4. Java

カスタマイズしたJavaのソースを修正する際の注意点を説明します。
なお、「SAStruts+S2JDBCの開発モデル」で作成されたJavaのソースを「SpringMVC+Mirage-SQLの開発モデル」に修正する場合の一般的な事項は記載しません。
Kaiden!に関する事項のみ説明します。
  • applicationContext.xml
    カスタマイズで作成したクラスをSpringのコンポーネント対象として扱うためには、applicationContext.xmlの作成が必要です。
    作成方法は「事前準備」-「開発環境構築」-「applicationContext.xmlの作成」を参照ください。
  • Javaのパス
    標準で提供しているJavaのクラスをインポートしている場合、「jp.co.slcs.kaiden2.」の部分を「jp.co.slcs.kaiden.v2.」に変更してください。
  • SQLパス
    標準で提供しているSQLのパスを記載している場合、「META-INF/sql/jp/co/slcs/kaiden2/」の部分を「META-INF/sql/jp/co/slcs/kaiden/v2/」に変更してください。
  • JSPパス
    標準で提供しているJSPのパスを記載している場合、「/WEB-INF/view/kaiden2」の部分を「/WEB-INF/views/kaiden/v2」に変更してください。
  • コンポーネントの取得
    Manager、Conductor、Helperクラスなどを呼び出している場合、呼び出す方法を修正してください。
    呼び出す方法は「仕様解説」を参照ください。

5.5.1.5. Service・Entity

カスタマイズで作成したテーブルに対するService、Entityを修正してください。
詳細は「Service、Entity作成」を参照してください。

5.5.1.6. SQL

Serviceに紐づくSQLをカスタマイズで作成している場合、SQLの格納場所を「META-INF/sql/jp/co/slcs/kaiden2/%Serviceクラスのパス%」から「META-INF/sql/jp/co/slcs/kaiden/v2/%Serviceクラスのパス%」に変更してください。

5.5.1.7. JSP

  • Javaのパス
    標準で提供しているJavaのクラスをインポートしている場合、「jp.co.slcs.kaiden2.」の部分を「jp.co.slcs.kaiden.v2.」に変更してください。
  • JSPパス
    標準で提供しているJSPをインポートしている場合、「/WEB-INF/view/kaiden2」の部分を「/WEB-INF/views/kaiden/v2」に変更してください。
  • JSパス、CSSパス
    標準で提供しているJS、CSSをインポートしている場合、「kaiden2/」の部分を「kaiden/v2/」に変更してください。
  • URL
    標準で提供しているURLを記載している場合、「kaiden2/」の部分を「kaiden/v2/」に変更してください。
  • タグライブラリ
    標準で提供しているタグライブラリを使用する場合、「http://kaiden.slcs.co.jp/taglib/」の部分を「http://kaiden.slcs.co.jp/taglib/v2/」に変更してください。
  • リストデータ
    2.0.13で廃止されたリストデータを使用している場合、MasterBuilderの検索機能を使用してください。
    使用可能なリストデータは「リストデータ」を参照ください。
    使用方法は、『intra-mart Accel Kaiden! MasterBuilder 設定ガイド』-「詳細」-「検索」を参照してください。
  • マスタ検索
    タグライブラリのマスタ検索は2.0.13で廃止しました。
    MasterBuilderの検索機能を使用してください。
    使用方法は、『intra-mart Accel Kaiden! MasterBuilder 設定ガイド』-「詳細」-「検索」を参照してください。