intra-mart Accel Kaiden! 勤務管理 / 管理者操作ガイド 第24版 2024-04-01

5.16. プロジェクト別作業種類マスタ

本項では、プロジェクト別作業種類マスタの設定方法を説明します。

5.16.1. 概要

プロジェクト別作業種類マスタは、作業実績機能において、プロジェクトと作業種類の紐づけを設定できます。
作業実績を入力する際、プロジェクトを選択すると、紐づけた作業種類を選択することができます。
メンテナンス、インポートの2種類の方法でマスタ設定が可能です。
また、マスタ設定をエクスポート可能です

5.16.2. メンテナンス

本項では、メンテナンス機能を利用したマスタ設定方法を説明します。

5.16.2.1. 新規登録

  1. 「サイトマップ」→「勤務管理」→「マスタメンテナンス」→「プロジェクト別作業種類連携」をクリックします。
  2. 一覧画面表示後、「新規登録」をクリックします。
    ../../../_images/mainte_0125.png
  3. 登録/更新画面で必要な情報を入力し、「登録」をクリックします。
    ../../../_images/mainte_0225.png
    • プロジェクト
      会社ごとに一意のプロジェクトを選択します。
    • 作業種類
      プロジェクトごとに一意の作業種類を選択します。

    コラム

    「プロジェクト」、「作業種類」は、システム日付を検索基準日としています。

    コラム

    プロジェクト別作業種類マスタには、分類が「作業実績利用」のプロジェクトが登録できます。
    また、「全プロジェクト共通」ではない作業種類が登録できます。

    コラム

    明細行の操作方法は、 明細行の操作 を参照してください。
  4. 確認ポップアップが表示されますので、「決定」をクリックします。
    ../../../_images/mainte_0325.png
  5. 新規登録することができました。
    ../../../_images/mainte_0425.png

5.16.2.2. 更新

  1. 「サイトマップ」→「勤務管理」→「マスタメンテナンス」→「プロジェクト別作業種類連携」をクリックします。
  2. 一覧画面で「検索」をクリックします。
    ../../../_images/mainte_0525.png

    コラム

    検索欄に検索したいプロジェクト別作業種類の以下の項目を入力して「検索」をクリックすると、結果を一覧に表示します。
    • プロジェクトコード
    • プロジェクト名
  3. 一覧画面の対象データが表示されている行をクリックします。
    ../../../_images/mainte_0625.png

    コラム

    一覧機能の操作方法は、 一覧画面の操作 を参照してください。
  4. 登録/更新画面で情報を編集し、「更新」をクリックします。
    ../../../_images/mainte_0725.png
    次の項目は編集不可項目です。
    • 会社
    • プロジェクト

    コラム

    期間機能の操作方法は、 期間の操作 を参照してください。
  5. 確認ポップアップが表示されますので、「決定」をクリックします。
    ../../../_images/mainte_0825.png
  6. 更新することができました。
    ../../../_images/mainte_0925.png

5.16.3. インポート

本項では、インポート機能を利用したマスタ設定方法を説明します。

5.16.3.1. インポートデータ作成

インポートするデータを作成し、ストレージにアップロードします。
作成するインポートデータの形式は、次の通りです。
  • ファイル形式
    ジョブネットの設定で設定する実行パラメータにより変化します。
    以下は初期値(実行パラメータ未設定の場合)のファイル形式です。

    ファイル名 import.csv
    文字コード UTF-8
    区切り文字 ,
    囲み文字

  • データ形式

    import.csv
    No(列) 項目名 必須 最大文字数 備考
    1 会社コード 100  
    2 プロジェクトコード 100  
    3 タプルID 18  
    4 行番号 18  
    5 作業種類コード 100  
    6 開始日   10
    yyyy/MM/dd形式
    7 終了日   10
    yyyy/MM/dd形式

    データサンプル
    "comp_sample_01","000001","0","1","000001","1900/01/01","2999/12/31"
    

  • アップロード先
    ジョブネットの設定で設定する実行パラメータにより変化します。
    以下は初期値(実行パラメータ未設定の場合)のアップロード先です。

    ディレクトリ kaiden/generic/master/projectWorkTypeMapping
    ファイル名 import.csv

    コラム

    インストール直後などはアップロード先のディレクトリが作成されていません。
    ディレクトリの作成方法やファイルのアップロード方法は、次のドキュメントを参照してください。

5.16.3.2. ジョブネットの設定

インポート機能用のジョブネットの設定を行います。
  1. 「サイトマップ」→「テナント管理」→「ジョブネット設定」をクリックします。
  2. ジョブネット一覧(画面左部)の「プロジェクト別作業種類連携」をクリックします。
    ../../../_images/jobnet_0131.png
  3. 「編集」をクリックします。
    ../../../_images/jobnet_0231.png
  4. 必要に応じて「実行パラメータ」、「トリガ設定」を編集します。
    ../../../_images/jobnet_0331.png

    コラム

    設定が必要な実行パラメータの詳細は、実行パラメータを参照してください。
    トリガ設定の設定方法は『テナント管理者操作ガイド』を参照してください。

    コラム

    複数の「実行パラメータ」、「トリガ設定」を行う場合はジョブネットを複数作成してください。
    ジョブネットの作成方法は『テナント管理者操作ガイド』を参照してください。

    ジョブネット作成時には次のジョブを登録してください。
    ジョブID ジョブ名(ジョブ選択時のツリー)
    kaiden-job-master-import-projectWorkTypeMapping 勤務管理 / マスタ / インポート / プロジェクト別作業種類連携
  5. 編集後、「更新」をクリックします。
    ../../../_images/jobnet_0431.png
  6. 確認ポップアップの「決定」をクリックします。
    ../../../_images/jobnet_0531.png
  7. ジョブネットが設定されました。
    ../../../_images/jobnet_0631.png

    コラム

    ジョブネットの設定(実行)後、メンテナンス機能でインポートが正しく実行されたことを確認してください。

5.16.3.3. 実行パラメータ

設定が可能な実行パラメータは次の通りです。
名称 キー 説明/設定値
エラースキップ
error_skip
会社別処理でエラー発生時の後続処理をスキップするか設定します。
(省略時:false)
ロック待ち時間
lock_wait
ロックの待ち時間を設定します。
(省略時:10秒)
処理対象会社グループセットコード
company_group_set_cd
インポートを行う会社の会社グループセットコードを設定します。
(省略時:登録済みの全会社を対象とします。)
処理対象会社グループコード
company_group_cd
インポートを行う会社の会社グループコードを設定します。
(省略時:登録済みの全会社を対象とします。)
処理対象会社コード
company_cd
インポートを行う会社の会社コードを設定します。
(省略時:登録済みの全会社を対象とします。)
コンダクター
conductor
ジョブの各処理間で実行されるコンダクターを設定します。
カンマ区切りで複数指定できます。
AbstractGenericJobConductorを継承したクラスのコンポーネント名を指定してください。
(省略時:コンダクターを使用しません。)
インポートモード
import_mode
インポートの処理モードを設定します。
(省略時:1)
  • 1 : 単一期間(差分)モード
インポートファイルのパス
file_path
インポートファイルのstorage以降のパスを設定します。
(省略時:kaiden/generic/master/projectWorkTypeMapping/import.csv)
処理後のインポートファイルの操作モード
file_mode
処理後のインポートファイルの操作モードを設定します。
(省略時:1)
  • 1 : 操作なし
  • 2 : コピー(copy)
  • 3 : アーカイブ(move)
  • 4 : 正常終了(警告含)時アーカイブ(move)、エラー終了時操作なし
  • 5 : 正常終了(警告含)時操作なし、エラー終了時アーカイブ(move)
  • 6 : 削除(delete)
  • 7 : 正常終了(警告含)時削除(delete)、エラー終了時操作なし
  • 8 : 正常終了(警告含)時操作なし、エラー終了時削除(delete)
アーカイブ先パス
archive_path
インポートファイルのアーカイブ先パスを設定します。
(省略時:kaiden/generic/master/projectWorkTypeMapping/import_{YMDHMSN}.csv)
文字コード
character
インポートファイルの文字コードを設定します。
(省略時:UTF-8)
  • UTF-8
  • SHIFT-JIS
区切り文字
delimiter
インポートファイルの区切り文字を設定します。
(省略時:,)
  • , : カンマ
  • \t : タブ
囲み文字
enclosing
インポートファイルの囲み文字を設定します。
(省略時:”)
  • ” : ダブルクォーテーション
読込開始行数
start_rows
インポートファイルの読込開始行数を設定します。
(省略時:0)
ガジェットクラス
gadgetClass
インポートするマスタのガジェットクラスを設定します。
プロジェクト別作業種類マスタインポートの場合は、ジョブ設定の実行パラメータに「master」を設定しています。
ガジェットバリエーション
gadgetVariation
インポートするマスタのガジェットバリエーションを設定します。
プロジェクト別作業種類マスタインポートの場合は、ジョブ設定の実行パラメータに「projectWorkTypeMapping」を設定しています。
{YMDHMSN}:「yyyyMMddHH24mmssSSS」形式

5.16.4. エクスポート

本項では、エクスポート機能を利用したマスタ設定方法を説明します。

5.16.4.1. ジョブネットの設定

エクスポート機能用のジョブネットの設定を行います。
  1. 「サイトマップ」→「テナント管理」→「ジョブネット設定」をクリックします。
  2. ジョブネット一覧(画面左部)の「プロジェクト別作業種類連携」をクリックします。
    ../../../_images/jobnet_0720.png
  3. 「編集」をクリックします。
    ../../../_images/jobnet_0820.png
  4. 必要に応じて「実行パラメータ」、「トリガ設定」を編集します。
    ../../../_images/jobnet_0920.png

    コラム

    設定が必要な実行パラメータの詳細は、実行パラメータを参照してください。
    トリガ設定の設定方法は『テナント管理者操作ガイド』を参照してください。

    コラム

    複数の「実行パラメータ」、「トリガ設定」を行う場合はジョブネットを複数作成してください。
    ジョブネットの作成方法は『テナント管理者操作ガイド』を参照してください。

    ジョブネット作成時には次のジョブを登録してください。
    ジョブID ジョブ名(ジョブ選択時のツリー)
    kaiden-job-master-export-projectWorkTypeMapping 勤務管理 / マスタ / エクスポート / プロジェクト別作業種類連携
  5. 編集後、「更新」をクリックします。
    ../../../_images/jobnet_1020.png
  6. 確認ポップアップの「決定」をクリックします。
    ../../../_images/jobnet_1120.png
  7. ジョブネットが設定されました。
    ../../../_images/jobnet_1220.png

5.16.4.2. ファイル取得

エクスポートファイルを次のエクスポート先から取得します。
  • エクスポート先
    ジョブネットの設定で設定する実行パラメータにより変化します。
    以下は初期値(実行パラメータ未設定の場合)のエクスポート先です。

    ディレクトリ kaiden/generic/{COMPANY_CD}/master/projectWorkTypeMapping
    ファイル名
    export.csv

    コラム

    エクスポートファイルのダウンロード方法は、次のドキュメントを参照してください。
  • データ形式
    エクスポートファイルのデータ形式です。

    export.csv
    項目 項目名 備考
    companyCd 会社コード  
    projectCd プロジェクトコード  
    tupleId タプルID  
    rowNumber 行番号  
    workTypeCd 作業種類コード  
    startDate 開始日 yyyy/MM/dd形式
    endDate 終了日 yyyy/MM/dd形式

5.16.4.3. 実行パラメータ

設定が可能な実行パラメータは次の通りです。
名称 キー 説明/設定値
エラースキップ
error_skip
会社別処理でエラー発生時の後続処理をスキップするか設定します。
(省略時:false)
ロック待ち時間
lock_wait
ロックの待ち時間を設定します。
(省略時:10秒)
処理対象会社グループセットコード
company_group_set_cd
エクスポートを行う会社の会社グループセットコードを設定します。
(省略時:登録済みの全会社を対象とします。)
処理対象会社グループコード
company_group_cd
エクスポートを行う会社の会社グループコードを設定します。
(省略時:登録済みの全会社を対象とします。)
処理対象会社コード
company_cd
エクスポートを行う会社の会社コードを設定します。
(省略時:登録済みの全会社を対象とします。)
コンダクター
conductor
ジョブの各処理間で実行されるコンダクターを設定します。
カンマ区切りで複数指定できます。
AbstractGenericJobConductorを継承したクラスのコンポーネント名を指定してください。
(省略時:コンダクターを使用しません。)
エクスポートモード
export_mode
エクスポートの処理モードを設定します。
(省略時:1)
  • 1 : 全件出力モード
  • 3 : 更新日モード(エクスポート対象データの検索対象以降に更新されたレコードを出力)
エクスポート対象データの検索対象日
target_date
エクスポートモード3を設定した場合、エクスポート対象データの検索対象日(yyyy/mm/dd)を設定します。
(省略時:ジョブの実行日)
シフト日数
shift_date
エクスポートモード3を設定した場合、エクスポート対象データの検索対象日に対する増減日数を設定します。
「-2147483648~2147483647」の範囲で設定してください。
(省略時:0)
エクスポートファイルのパス
file_path
エクスポートファイルのstorage以降のパスを設定します。
(省略時:kaiden/generic/{COMPANY_CD}/master/
projectWorkTypeMapping/export.csv)
エクスポート時の既存ファイルの操作モード
file_mode
エクスポート時の既存ファイルの操作モードを設定します。
(省略時:1)
  • 1 : 既存ファイルに追記
  • 2 : 既存ファイルを削除し、エクスポート
  • 3 : エクスポートファイルをアーカイブ(移動)し、エクスポート
アーカイブ先パス
archive_path
エクスポート時の既存ファイルの操作モードが3の場合、エクスポートファイルのアーカイブ先パスを設定します。
(省略時:kaiden/generic/{COMPANY_CD}/master/
projectWorkTypeMapping/export_{YMDHMSN}.csv)
文字コード
character
エクスポートファイルの文字コードを設定します。
(省略時:UTF-8)
  • UTF-8
  • SHIFT-JIS
区切り文字
delimiter
エクスポートファイルの区切り文字を設定します。
(省略時:,)
  • , : カンマ
  • \t : タブ
囲み文字
enclosing
エクスポートファイルの囲み文字を設定します。
(省略時:”)
  • ” : ダブルクォーテーション
  • none : 囲み文字なし
エクスポートファイルのヘッダー出力有無
header_row
エクスポートファイルのヘッダー出力有無を設定します。
(省略時:false)
  • true : ヘッダー出力有
  • false : ヘッダー出力無
ガジェットクラス
gadgetClass
エクスポートするマスタのガジェットクラスを設定します。
プロジェクト別作業種類マスタエクスポートの場合は、ジョブ設定の実行パラメータに「master」を設定しています。
ガジェットバリエーション
gadgetVariation
エクスポートするマスタのガジェットバリエーションを設定します。
プロジェクト別作業種類マスタエクスポートの場合は、ジョブ設定の実行パラメータに「projectWorkTypeMapping」を設定しています。
{COMPANY_CD}:会社コード
{YMDHMSN}:「yyyyMMddHH24mmssSSS」形式