intra-mart Accel Documents Secure Download Option セットアップガイド 第14版 2023-04-01

3. インストール前に

3.1. 全体のインストール作業の流れ

intra-mart Accel Documents Secure Download Option は、2種類のサーバ構成での運用が可能です。
ご利用のサーバ構成にあわせてインストール作業を行ってください。
  1. intra-mart Accel Platform 、 intra-mart Accel Documents と同一サーバ上で運用する場合

    • intra-mart Accel Platform サーバでのインストール作業
      1. PDFメイクアップ のインストール
      2. 環境変数の設定
      3. warファイルのデプロイ
      4. jarファイルの配置
      5. 設定ファイルの配置
      6. 設定ファイルの編集
      7. サンプルの実行
  2. intra-mart Accel Platform サーバとは別に、 リモートサーバ(SOAP) を用意して運用する場合

    • intra-mart Accel Platform サーバでのインストール作業
      1. jarファイルの配置
      2. 設定ファイルの配置
      3. 設定ファイルの編集
      4. サンプルの実行
    • リモートサーバ(SOAP) でのインストール作業
      1. Javaランタイムのインストール
      2. Tomcatのインストール
      3. PDFメイクアップ のインストール
      4. 環境変数の設定
      5. warファイルのデプロイ
      6. Tomcatの起動
付属のサンプルプログラムが正常に動作することを確認し、インストール作業は完了です。

3.2. 必要なライセンス

intra-mart Accel Documents Secure Download Option をご利用いただくには、以下のライセンスが必要になります。
製品のインストールの際にライセンスを入力してください。
ライセンスが未入力の状態では動作しませんのでご注意ください。
  • PDFメイクアップ のライセンス
  • 利用ユーザ数分のライセンス

3.3. インストール前に必要な確認事項

インストール前に、必ず以下を設定・確認してください。
  • OSの最新のパッチを適用してください。
  • 必ずインストールするマシンに管理者権限(Administrator)でログインしてください。ネットワークの管理者権限(Network Administrator)は不可です。そのマシンの管理者権限(Administrator)でログインしてください。

3.4. 正常に動作しない環境

  • 正常に動作しない環境については、各製品マニュアルを参照ください。

3.5. 注意事項

以下を事前にご確認ください。
  • ウイルスソフトによっては、チェック時にファイルを掴むものがあり、作業フォルダをウイルスチェックの対象から外していただく必要があるケースがあります。
  • intra-mart Accel Documents Secure Download Option は、基本Windowsマシン上に構築する必要があります。 Linux、UNIXマシンでのご利用は、個別に営業までお問い合わせください。
  • intra-mart Accel Documents Secure Download Option で作成したPDFファイルを閲覧するためには、AdobeReader等の閲覧ソフトが必要です。
  • intra-mart Accel Documents Secure Download Option 8.0.5 以前のバージョンを使用する場合、 IM-Juggling でプロジェクトを作成後、アプリケーションの追加ではなく、ユーザモジュールとして intra-mart Accel Documents Secure Download Option を追加します。

3.5.1. intra-mart Accel Platform と同一サーバ上で運用する場合

  • intra-mart Accel Platform を複数台用意する場合は、その数分の intra-mart Accel Documents Secure Download Option ライセンスが必要です。

3.5.2. intra-mart Accel Platform サーバとは別に、リモートサーバ(SOAP) を用意して運用する場合

  • 各サーバのJDKバージョンは一致させてください。異なるJDKのバージョンが混在した環境はサポート対象外です。
  • リモートサーバ(SOAP) は、単独で動作可能であり、intra-mart Accel Platform がインストールされている必要はありません。
  • リモートサーバ(SOAP) は、複数台用意して分散環境として使用可能です。この場合、その数分の IM-PDFCoordinator for Accel Platform ライセンスが必要です。
  • 使用するサーバのポート番号が、別プロセスのポート番号と競合しないよう、該当のポート番号を空けてください。

  • その他注意事項については、各製品マニュアルを参照してください。

3.6. 運用マシン構成

intra-mart Accel Documents Secure Download Option は、 intra-mart Accel Documents 上で動作するセキュリティ製品です。
以下に、マシン構成例を示します。
  • マシン構成例 (1)
    intra-mart Accel Platform サーバ(Windows)1台で運用するケースです。
  • マシン構成例 (2)
    intra-mart Accel Platform サーバ(Windows)1台と、リモートサーバ(SOAP) 1台で運用するケースです。
  • マシン構成例 (3)
    intra-mart Accel Platform サーバ(Linux)1台と、リモートサーバ(SOAP) 1台で運用するケースです。
  • マシン構成例 (4) - 分散環境
    intra-mart Accel Platform サーバ(Linux)1台と、リモートサーバ(SOAP) 2台で運用するケースです。