intra-mart Accel Collaboration 2024 Spring リリースノート 初版 2024-04-01

8.4. CalDAV

8.4.1. CalDAV通信におけるリクエストには制限があります。

CalDAV通信において対応しているリクエストの種類は以下の通りです。
  • OPTIONS
  • PROPFIND
  • REPORT
  • calendar-multiget
  • calendar-query
    ※filter の期間指定は無効です。
  • PUT
  • DELETE

8.4.2. CalDAV連携を行うには、ユーザのパスワードが必須です。

CalDAV連携を行うには、ユーザのパスワードが必須です。
パスワードがないユーザはCalDAV連携を利用できません。

8.4.3. スケジュールを登録する際に参加者の選択は行えません。

CalDAVクライアントを利用してスケジュールの登録を行う場合、参加者は登録者のみ指定可能です。

8.4.4. スケジュールを登録する際に施設予約は行えません。

CalDAVクライアントを利用してスケジュールの登録を行う場合、登録時に施設予約は行えません。

8.4.5. intra-mart Accel Collaboration で対応していないタイムゾーンのスケジュールは登録が行えません。

CalDAVクライアントにおいて、 intra-mart Accel Collaboration で対応していないタイムゾーンを指定してスケジュールの登録は行えません。
対応していないタイムゾーンを指定した場合、スケジュール登録時に入力パラメータエラーが発生します。

8.4.6. クライアントのリマインダ(アラーム)の設定には対応しておりません。

CalDAVクライアントのリマインダ(アラーム)の設定には対応しておりません。

8.4.7. スケジュールの参照時に参加者および施設の参照は行えません。

CalDAVクライアントを利用してスケジュールの参照を行う場合、登録されたスケジュールの参加者・施設の情報は参照できません。

8.4.8. スケジュールの更新時に参加者および施設の変更は行えません。

CalDAVクライアントを利用してスケジュールの更新を行う場合、更新時には参加者・施設の情報の変更は行えません。

8.4.9. スケジュールの同期時には、常に取得対象期間の全予定データのEタグを取得します。

スケジュールの同期を行う際には、常に取得対象期間の全予定データのEタグを取得します。

8.4.10. スケジュールの開始・終了日時がCalDAV取得対象期間外の日時である場合は登録および更新直後であっても表示されません。

CalDAVクライアントでスケジュールの登録および更新を行う際に、予定の開始・終了日時がCalDAV取得対象期間外の日時である場合は登録および更新直後であってもCalDAVクライアントに表示されません。
この時、 intra-mart Accel Collaboration のスケジュール機能のデータとして登録および更新の内容は反映されています。

8.4.11. スケジュール登録および更新時の繰り返し条件は intra-mart Accel Collaboration のスケジュール機能で指定できる条件のみです。

CalDAVクライアントを利用して繰り返し条件のあるスケジュールの登録および更新を行う場合、繰り返し条件は、 intra-mart Accel Collaboration のスケジュール機能で指定できる条件のみ指定可能です。
繰り返し条件の詳細は intra-mart Accel Collaboration / スケジュール ユーザ操作ガイドを参照してください。

8.4.12. 繰り返し種別毎週のスケジュールを登録および更新する際に指定できる繰り返し間隔は「1」のみです。

CalDAVクライアントを利用して繰り返し種別毎週のスケジュールを登録および更新する際に指定できる繰り返し間隔は「1」のみです。
「2」以上の繰り返し間隔の指定を行った場合、入力パラメータエラーが発生します。

8.4.13. 週ごとの繰り返し間隔が「2」以上のスケジュールは CalDAV クライアントで正しく表示されません。

週ごとの繰り返し間隔が「2」以上のスケジュールは CalDAV クライアントで正しく表示されません。
また、該当データに対する操作も動作保証の対象外です。

8.4.14. 繰り返しスケジュールの登録および更新時に「繰り返し期限なし」を指定した場合、設定ファイルの最大期間のスケジュールおよびイベントが登録されます。

CalDAVクライアントを利用して繰り返しスケジュールを登録する際に、繰り返し条件に「繰り返し期限なし」を指定した場合、設定ファイルの「登録可能期間」「登録可能件数」までの期間のスケジュールが登録されます。

8.4.15. 繰り返しスケジュールの登録および更新時に指定できる繰り返し種別は、毎日・毎週・毎月のみです。

CalDAVクライアントを利用して繰り返しスケジュールを登録および更新する際に利用できる繰り返し種別は、毎日・毎週・毎月のみです。
その他の種別を指定した場合、入力パラメータエラーが発生します。

8.4.16. 繰り返し種別毎日のスケジュールを登録および更新する際に、間隔の指定は設定できません。

CalDAVクライアントを利用して繰り返し種別毎日のスケジュールを登録および更新する際に、繰り返し周期の間隔の指定は行えません。
間隔を指定した場合、入力パラメータエラーが発生します。

8.4.17. 繰り返しスケジュールを登録および更新する際に、繰り返し回数は指定できません。

CalDAVクライアントを利用して繰り返しスケジュールを登録および更新する際に、繰り返し回数の指定は行えません。
繰り返し回数の指定を行っても、無視して登録されます。

8.4.18. 繰り返し種別毎月のスケジュールを登録および更新する際に、月単位の繰り返しには1つの日付しか指定できません。

CalDAVクライアントを利用して繰り返し種別毎月のスケジュールを登録および更新する際に、月単位の繰り返しには1つの日付しか指定が行えません。
月単位の繰り返しに複数日を指定した場合、入力パラメータエラーが発生します。

8.4.19. CalDAVスケジュール設定ファイルの取得期間外のデータも表示されます。

CalDAVスケジュール設定ファイルのスケジュール取得期間外のデータも、スケジュールの終了および開始日時が取得期間内に登録されている場合はCalDAVクライアントに表示されます。

8.4.20. intra-mart Accel Collaboration のスケジュールで辞退した定期スケジュールがCalDAVクライアントで表示されます。

intra-mart Accel Collaboration のスケジュール機能で定期スケジュールから1日のみの辞退を行った場合、CalDAVクライアントのスケジュールに辞退した日付のスケジュールが表示されます。
本事象はiCalendarの仕様によるものです。

8.4.21. intra-mart Accel Collaboration の説明欄の字数制限を超えた文字数を入力してスケジュールの登録が行えます。

CalDAVクライアントを利用してスケジュールの登録および更新を行う場合、説明欄に intra-mart Accel Collaboration の字数制限を超えた文字数の入力が行えます。
説明欄の字数制限を超えて登録および更新を行ったスケジュールは、文字数の制限値である1000文字以上のままでは intra-mart Accel Collaboration のスケジュール機能を用いた更新が行えません。

8.4.22. http通信でのCalDAV連携は利用できません。

http通信でのCalDAV連携は利用できません。
CalDAV連携を利用する場合は、必ずhttps通信で接続してください。

8.4.23. iPhone端末での同期設定は無効です。

iPhone端末での同期期間設定は無効です。
常に、 intra-mart Accel Collaboration のCalDAV スケジュール連携設定の設定値を元に取得期間および同期のタイミングが決まります。

8.4.24. カレンダーの表示名および色はシステム全体で固定です。

iPhone端末では、カレンダーの表示名および色はシステム全体で固定です。

8.4.25. iPhone端末で編集した色はアカウントを削除し再登録するとシステム設定に戻ります。

iPhone端末で編集した色は同期を行っても変わりませんが、アカウントを削除して再登録するとシステム設定に戻ります。

8.4.26. iPhone端末で編集したカレンダー名は同期するとシステム設定に戻ります。

iPhone端末で編集したカレンダー表示名は、同期するとシステム設定に戻ります。

8.4.27. iPhone端末では繰り返し条件として毎月の最終日を指定してスケジュールを登録できません。

iPhone端末では繰り返し条件として毎月の最終日を指定してスケジュールを登録できません。
毎月の最終日を条件として指定した場合、入力パラメータエラーが発生します。

8.4.28. iPhone端末でスケジュールの登録に失敗した場合、画面上に失敗したスケジュールの表示が残ります。

iPhone端末でスケジュールの登録に失敗した場合、画面上に失敗したスケジュールの表示が残ります。
登録に失敗したスケジュールは intra-mart Accel Collaboration のスケジュール機能のデータとして反映はされておらず、同期を行えばiPhone端末の画面上から表示が消えます。