5.1. インポート機能の概要¶
概要
本システムの運用前に今までにお使いになっていたドキュメントおよび付随する情報をインポートします。
前提条件
運用データのインポートを行う前にintra-martに事前登録が必要です。・会社・組織情報(会社コード、組織コード)・会社グループ情報(会社グループコード)・ユーザ情報(ユーザコード) アクセス権でパブリックグループを利用する場合は、intra-martに事前登録が必要です。・パブリックグループ情報(パブリックグループセットコード、パブリックグループコード) アクセス権でロールを利用する場合は、intra-martに事前登録が必要です。・ロール情報(ロールID) ワークフローを利用するドキュメントがある場合は、intra-martに事前登録が必要です。・フロー定義(フローID)
インポートファイルの構成
インポートファイルは下記CSVから構成されます。
分類 CSVファイル 内容 タスク情報 タスクグループマスタCSVタスクタグマスタCSVタスク情報については intra-mart Accel Archiver ユーザ操作ガイドの5.2.1. タスク機能の概要 を参照してください。フォルダ情報 フォルダ情報CSVフォルダアクセス権CSVフォルダタスクCSVフォルダ情報 および、フォルダに付随するプロパティ情報を設定します。フォルダに付与するアクセス権を設定します。フォルダに付与するタスク情報を設定します。ドキュメント情報 ドキュメント情報CSVコンテンツ情報CSV変更履歴CSV承認履歴CSVドキュメントアクセス権CSVドキュメントタスクCSV関連ドキュメントCSVドキュメント情報を設定します。ドキュメントに登録するコンテンツ(電子ファイル、コメント)を設定します。ドキュメントの変更履歴を設定します。(変更 および、削除時の履歴情報)ドキュメントの承認履歴を設定します。ドキュメントに付与するアクセス権を設定します。ドキュメントに付与するタスク情報を設定します。関連ドキュメントについては intra-mart Accel Archiver ユーザ操作ガイドの4.2. ドキュメントを登録する <画面項目>関連ドキュメント を参照してください。ファイル作成時における留意事項
インポートファイルの配置について必ず上記12ファイルを指定の場所に配置してください。 同一データが存在する場合の処理について警告メッセージを表示し、同一データによる上書きは行いません。・フォルダ情報「フォルダID」で同一データの判定を行います。・ドキュメント情報「ドキュメント番号」「レビジョン番号(整数)」「レビジョン番号(小数)」の組み合わせで同一データの判定を行います。 登録時にエラーが発生した場合について全データがロールバックされ登録がキャンセルされます。 ”,(カンマ)”を含むデータについて各項目内の値(文字列)に”,(カンマ)”を含める事はできません。 フォルダ情報とドキュメント情報のプロパティについてフォルダ情報には、配下のドキュメントに対してプロパティが設定できます。・レビジョン・変更履歴・公開日・通知設定プロパティ・登録番号管理プロパティ・キーワードプロパティ・備考プロパティフォルダ配下のドキュメント情報のレビジョン、公開日、登録番号、キーワード、備考の設定有無が上位のフォルダ情報のプロパティと異なる場合、ドキュメントが参照できない場合があります。その場合、画面上で管理モードに切り替えることでドキュメントが表示されますので、不足している情報を画面上から登録してください。 ドキュメント番号、レビジョン番号についてレビジョン管理するドキュメントで同一の情報の場合、ドキュメント情報、変更履歴、コンテンツ情報、承認履歴、ドキュメントアクセス権のドキュメント番号、レビジョン番号を合わせる必要があります。 フォルダタスク、ドキュメントタスクについて関連付けるタスク情報のタスクグループID、タスクIDを設定してください。 インポートファイルの文字コードについて「ジョブネット設定」の実行パラメータの文字コードに設定された文字コードでインポートファイルを作成してください。文字コードの設定については、intra-mart Accel Archiver 管理者操作ガイドの5.3. インポートの実行 を参照してください。デフォルトでは「Shift-JIS」に設定されています。 タスクタグマスタについてタスク詳細を登録することはできません。 拡張プロパティについてCSVインポート機能は拡張プロパティには対応していません。