4.10. システム環境変数の変更¶
intra-mart Accel Archiverで使用しているシステム環境変数を変更できます。
初期設定値が設定されているため、変更せずに利用することも可能です。利用状況に応じて設定を変更してください。
4.10.1. 変更手順¶
「システム設定」リンクをクリックし、「システム設定画面」を表示します。
変更対象の「値」を変更します。
「値」を変更後、「更新」ボタンをクリックすることで設定内容が反映されます。
4.10.2. 設定情報¶
設定情報に指定可能なパラメータを以下の表に示します。
No 項目名 設定値 詳細 1 フォルダの並びかえ機能の利用可否 0:利用する,1:利用しない(名称順 (文字コード順)) フォルダの並びかえ機能の利用可否を設定します。2 キャビネット名・フォルダ名・ドキュメント名の多言語設定利用 0:利用する,1:利用しない キャビネット操作、フォルダ操作、ドキュメント操作時に多言語領域を利用するか設定します。3 検索条件保存可能件数 数値 (10~30) 検索条件を保存出来る最大件数を設定します。4 メール送信失敗時リトライ回数 数値 (0~10),0を指定した場合:リトライしません メール送信に失敗した場合のリトライ回数を設定します。5 メール1通あたりの宛先上限数 数値(1~500) メール1通あたりの宛先上限数を設定します。宛先が設定値を超えた場合、メールは分割して送信されます。6 メールの送信元アドレス 文字列 メールの送信元アドレスを設定します。7 ドキュメント参照用URLの有効期限 数値(1~999) ドキュメント参照用URLの有効期限(日数)を設定します。8 コンテンツ抜粋の表示文字数 数値(1~300) コンテンツから抜粋する表示文字数を設定します。コンテンツの先頭から設定値までを表示します。9 IM-PDFAutoConverterタイムアウト秒(変換前) 数値(0~180),0を指定した場合:タイムアウトしません。 ドキュメント登録後、PDF変換を開始するまでの最大待ち時間(タイムアウト時間)(秒)を設定します。IM-PDFAutoConverter連携の場合のみ本設定が表示されます。10 IM-PDFAutoConverterタイムアウト秒(変換) 数値(30~300) PDF変換の開始後、完了するまでの最大待ち時間(タイムアウト時間)(秒)を設定します。IM-PDFAutoConverter連携の場合のみ本設定が表示されます。11 IM-PDFAutoConverterタイムアウトミリ秒(全体) 数値(100000~600000) ドキュメント登録後、IM-PDFAutoConverterと接続するまでの最大待ち時間(タイムアウト時間)(ミリ秒)を設定します。IM-PDFAutoConverter連携の場合のみ本設定が表示されます。12 一覧表・ページャー-セレクトボックス選択項目1 数値(1~100) 一覧表・ページャー セレクトボックス・選択項目1 の表示件数を設定します。13 一覧表・ページャー-セレクトボックス選択項目2 数値(1~100) 一覧表・ページャー セレクトボックス・選択項目2 の表示件数を設定します。14 一覧表・ページャー-セレクトボックス選択項目3 数値(1~100) 一覧表・ページャー セレクトボックス・選択項目3 の表示件数を設定します。15 一覧表・ページャー-セレクトボックス選択項目4 数値(1~100) 一覧表・ページャー セレクトボックス・選択項目4 の表示件数を設定します。16 一覧表・ページャー-セレクトボックス選択項目5 数値(1~100) 一覧表・ページャー セレクトボックス・選択項目5 の表示件数を設定します。17 掲載日数-セレクトボックス最小値 数値(1~60) ポータルへ通知するときの掲載日数セレクトボックス・最小値を設定します。18 掲載日数-セレクトボックス最大値 数値(1~60) ポータルへ通知するときの掲載日数セレクトボックス・最大値を設定します。19 フォルダクリック時ドキュメントの表示 0:表示する,1:表示しない 「ドラフト」「フォルダ未設定」「ゴミ箱」以外のフォルダクリック時、フォルダ内ドキュメントを表示するか設定します。20 ドキュメント初期表示件数 数値(1~300) ドキュメントの初期表示件数を設定します。また、ドキュメント詳細表示において、ドキュメントの表示件数が設定値を超える場合、最大件数まではスクロールするごとにこの設定件数が追加表示されます。21 ドキュメント最大表示件数 数値(1~10000) ドキュメントの最大表示件数を設定します。表示対象のドキュメント数が設定値を超えた場合、表示を打ち切ります。22 LibreOfficeコネクトホストアドレス 文字列 LibreOfficeホストアドレスを設定します。設定変更時、システムの再起動が必要です。23 LibreOfficeコネクトポート 文字列 LibreOfficeコネクトポートを設定します。設定変更時、システムの再起動が必要です。24 一括ダウンロード時、過去版ドキュメントの出力 0:出力しない, 1:出力する 一括ダウンロード時、版管理しているドキュメントの過去版を対象とするか設定します。25 一括ダウンロード時、フォルダ内に同一名のドキュメントが存在する場合連番を付ける際の接頭詞 1:#, 2:%, 3:&, 4:@ 同一名ドキュメント存在時、ドキュメント名の後ろに連番付与する際の連番の前に付与する区切文字を設定します。26 一括ダウンロード時、版管理されているドキュメント出力時の版数括りパターン 1:(), 2:{}, 3:[] 版数表示を括るパターンを選択します。27 PDFタイムスタンプ利用可否 0:利用しない,1:利用する PDFタイムスタンプ機能の利用可否を設定します。28 PDFタイムスタンプサーバURL 文字列 PDFタイムスタンプサーバのURLを設定します。「PDFタイムスタンプ利用可否」設定が「利用する」の場合、必須です。29 PDFタイムスタンプ接続ID 文字列 PDFタイムスタンプサーバに接続するためのIDを設定します。「PDFタイムスタンプ利用可否」設定が「利用する」の場合、必須です。30 PDFタイムスタンプ接続パスワード 文字列 PDFタイムスタンプサーバに接続するためのパスワードを設定します。「PDFタイムスタンプ利用可否」設定が「利用する」の場合、必須です。31 タイムスタンプ処理サーバURL 文字列 分散環境構築時のサーバURL(TomcatのURL)を設定します。32 PDFタイムスタンプ利用ロール 文字列 PDFタイムスタンプを利用するロールを設定します。注意
下記のLibreOffice設定項目については変更後システムを再起動する必要があります。「LibreOfficeコネクトホストアドレス」「LibreOfficeコネクトポート」コラム
セットアップ時の「IM-PDFAutoConverter連携モジュール」の選択の有無で下記のように設定項目が切り替わります。
「IM-PDFAutoConverter連携モジュール」 選択時 未選択時 「IM-PDFAutoConverterタイムアウト秒(変換前)」 表示 非表示 「IM-PDFAutoConverterタイムアウト秒(変換)」 表示 非表示 「IM-PDFAutoConverterタイムアウトミリ秒(全体)」 表示 非表示 「LibreOfficeコネクトホストアドレス」 非表示 表示 「LibreOfficeコネクトポート」 非表示 表示 コラム
下記の項目は「IM-PDFTimeStamper連携モジュール」を選択した場合のみ表示されます。「PDFタイムスタンプ利用可否」「PDFタイムスタンプサーバURL」「PDFタイムスタンプ接続ID」「PDFタイムスタンプ接続パスワード」「タイムスタンプ処理サーバURL」「PDFタイムスタンプ利用ロール」注意
intra-mart Accel Archiver 2022 Spring(8.0.20)からアップデートした場合「PDFタイムスタンプ利用ロール」の初期値が「1:wdc_timestamp_user」となるためPDFタイムスタンプ機能が利用できなくなる可能性がございます。回避する場合、本システム設定画面で「PDFタイムスタンプ利用ロール」の値を0に設定してください。