IM-VisualDesigner Migration Tool 2018 Spring リリースノート 第5版 2023-10-31

6.1. 機能共通

6.1.1. ユーザの利用するブラウザによって、画面の表示イメージが異なる場合があります。

  • ご利用のブラウザによっては画面の表示イメージが異なる場合があります。
    特に、Internet Explorer 9 / Internet Explorer 10 / Google Chrome ブラウザを利用し、テーブルアイテム / レイヤーアイテムを利用した画面を閲覧した際にクライアントツールでデザインした表示と異なる場合があります。

6.1.2. ユーザの利用するブラウザによって、アクション設定の一部が動作しない場合があります。

  • Internet Explorer 9 / Internet Explorer 10 ブラウザを利用された場合、アクション設定の一部が意図せぬ動作をする場合があります。

6.1.3. IM-VisualDesigner Ver.7.2 から intra-mart Accel Platform へ移行後は、ActionScript の動作を検証してください。

  • IM-VisualDesigner Ver.7.2 と intra-mart Accel Platform では、クライアント要件が異なります。
    そのため、 IM-VisualDesigner Ver.7.2 のドキュメント内に設定されていたカスタムスクリプトについては、 intra-mart Accel Platform に移行後に必ず動作確認を行ってください。
    カスタムスクリプトが正常に動作しない場合は、IM-VisualDesigner Ver.7.2 に付属する「IM-VisualDesigner クライアントツール」にて、カスタムスクリプトを修正して、ドキュメントを再登録して更新してください。

6.1.4. IM-VisualDesigner Ver.7.2 の APIをジョブ機能または非同期処理機能の中で利用した場合、正しく動作しない場合があります。

  • IM-VisualDesigner Ver.7.2 APIの中にはHTTPリクエストに依存した処理があるため、ジョブ機能または非同期処理機能の中で利用した際に正しく動作しない場合があります。

6.1.5. IM-VisualDesigner Migration Tool が提供する機能は、日本語以外のロケールには対応しておりません。

  • 多言語環境で IM-VisualDesigner Migration Tool を利用する場合には、ロケールを「日本語」に設定してご利用ください。
    ※ IM-VisualDesigner Migration Tool が提供する画面のラベルやメッセージはすべて「日本語」のみです。

6.1.6. intra-mart Accel Platform に移行後に、 IM-VisualDesigner Ver.7.2 のドキュメント編集機能は一部制限されます。

  • IM-VisualDesigner Ver.7.2 を intra-mart Accel Platform に移行後は、 IM-VisualDesigner Ver.7.2 のドキュメント追加/インポートは行えないように「ドキュメント管理機能」上、制限されます。
    入力項目の追加等が必要な場合は、 IM-FormaDesigner for Accel Platform のアプリケーションに移行後、 IM-FormaDesigner for Accel Platform にて行ってください。

6.1.7. IM-VisualDesigner Ver.7.2 のBPMと連携したドキュメントについては移行できません。

  • intra-mart Accel Platform では、BPMに対応した機能は、 IM-BPM for Accel Platform として新しく製品を提供しております。
    そのため、 IM-VisualDesigner Ver.7.2 のBPMと連携したドキュメントについては移行できません。 IM-BPM for Accel Platform の利用をご検討ください。

6.1.8. 移行完了後にトランザクションファイルの保存先をDBに変更できます。

  • IM-Workflow 2013 Summer (8.0.4)以降のバージョンでは、ワークフローパラメータの データ保存の設定 の設定値により、トランザクションファイルや添付ファイルの保存先をストレージからデータベースに変更できます。
    IM-VisualDesigner Migration Tool を利用した移行の場合には、移行完了までこの設定値を変更しないようにしてください。
    移行完了後であれば設定値を変更することでトランザクションデータの保存先を変更できます。

6.1.9. IM-VisualDesigner Migration Tool で IM-FormaDesigner for Accel Platform へ移行した際、テーブル定義においてNUMBER型カラムの少数点桁が欠落します。

  • IM-VisualDesigner Ver.7.2 のテーブルで、小数点を含むNUMBER型のカラムは、 IM-FormaDesigner for Accel Platform のテーブルで小数桁がゼロへ置き換わります。
    例) IM-VisualDesigner Ver.7.2 のテーブル定義におけるカラム「NUMBER(8,4)」について、移行後は IM-FormaDesigner for Accel Platform のテーブル定義において「NUMBER(8,0)」へと変換されます。
    そのため、 IM-VisualDesigner Ver.7.2 でNUMBER型カラムの少数点部分を設定していた場合は、移行後にテーブル設定で小数点部分のサイズを設定してください。

6.1.10. ドキュメント履歴番号が複数存在する IM-VisualDesigner のドキュメントについては、最新のドキュメント履歴情報を元にしたアプリケーション履歴情報以外の履歴情報が生成されません。

  • ドキュメント履歴番号が複数存在する IM-VisualDesigner のドキュメントに対して、「IM-VisualDesigner Migration Tool 移行支援ガイド(互換運用環境用)」のステップ2「ひな形を生成する手順」を実行した場合は、最新のドキュメント履歴情報を元に1つのアプリケーション履歴情報のみが生成されます。
    そのため、ドキュメント履歴番号が複数存在する IM-VisualDesigner のドキュメントについて、以下どちらかの対応が必要です。
    • 入力データに関連するアプリケーション履歴情報を全て作成する。
    • 入力データを加工し、カラム「imfr_sd_application_no」の値を1のみに変更する。

6.1.11. その他、 IM-VisualDesigner Ver.7.2 の制限事項に準拠しています。

  • ここに記載のない制限事項については、 IM-VisualDesigner Ver.7.2 の制限事項に準拠しています。
    IM-VisualDesigner Ver.7.2 の制限事項は、 IM-VisualDesigner Ver.7.2 リリースノート を参照してください。
    また、ガイドの各ページに記載されている注意事項についても確認してください。