4.3. IM-FormaDesigner アプリケーションの開発および検証する手順¶
コラム
1. IM-FormaDesigner フォーム修正¶
Forma管理者でログインし、「アプリケーション一覧」画面を開きます。
修正対象のアプリケーションの「編集」アイコンをクリックします。
「フォーム一覧」タブより、修正対象フォームの「フォーム編集」アイコンをクリックします。
IM-VisualDesigner フォームのラベルアイテムと入力系アイテムが IM-FormaDesigner の画面アイテムとして存在することを確認します。
IM-VisualDesigner フォームをもとに、 IM-FormaDesigner フォームの各アイテムの位置調整や装飾を修正します。
以下は、サンプルとして「休暇届」のフォームの修正を行っています。IM-VisualDesigner のフォームで各アイテムに設定していた内容を適宜 IM-FormaDesigner の各アイテムのプロパティに設定します。
IM-FormaDesigner の各アイテムのプロパティの設定方法については、「 IM-FormaDesigner デザイナヘルプ 」を参照してください。コラム
IM-VisualDesigner で各フォームに対して設定していたクエリーについては、 IM-FormaDesigner のデータソース定義に移行されます。 データソース定義と各アイテムとの紐付け設定を適宜行ってください。注意
IM-VisualDesigner のアクション設定に該当する機能は IM-FormaDesigner では提供されておりません。 IM-VisualDesigner でアクション設定を利用していた場合は、同様のイベント・アクション処理を記述したJavaScriptのソースコードを用意し、画面アイテム「スクリプト」のプロパティに設定してください。IM-FormaDesigner フォーム修正が完了したら、次の各種設定を行います。
2. 各種設定¶
データソース定義設定
- IM-VisualDesigner のスキーマ名表示設定を有効にした状態で作成したクエリーについては、データソース定義の移行の際に移行されたSQLの中にスキーマ情報が含まれますので、適宜SQLを修正してください。
承認画面設定
- アプリケーション種別が「IM-Workflow」の場合、 IM-FormaDesigner 側で承認画面の設定適宜行います。
- 「Formaアプリ作成管理」のアプリ一覧画面より、対象アプリケーションの編集アイコンをクリックします。
- WF連携設定画面の「WF連携設定」タブを選択し、対象コンテンツの編集アイコンをクリックします。
- コンテンツ連携情報画面の「承認画面設定」タブを選択し、 承認画面を登録します。
コラム
手順の詳細については「 IM-FormaDesigner 作成者操作ガイド 」-「 WF連携設定を行う 」の 「「承認画面設定登録」画面の機能と各部の説明」を参照してください。案件プロパティ設定
- アプリケーション種別が「 IM-Workflow 」、かつ IM-VisualDesigner で案件プロパティ設定を行っている場合、 IM-FormaDesigner 側で再設定が必要です。
- 「Formaアプリ作成管理」のアプリ一覧画面より、対象アプリケーションの編集アイコンをクリックします。
- WF連携設定画面の「WF連携設定」タブを選択し、対象コンテンツの編集アイコンをクリックします。
- コンテンツ連携情報画面の「案件プロパティ設定」タブを選択し、 IM-VisualDesigner で設定していた案件プロパティを登録します。
コラム
手順の詳細については「 IM-FormaDesigner 作成者操作ガイド 」-「 WF連携設定を行う 」の 「「案件プロパティ登録」画面の機能と各部の説明」を参照してください。追記設定
- アプリケーション種別が「IM-Workflow」、かつ IM-VisualDesigner で追記設定を行っている場合、 IM-FormaDesigner 側で再設定が必要です。
- 「Formaアプリ作成管理」のアプリ一覧画面より、対象アプリケーションの編集アイコンをクリックします。
- WF連携設定画面の「WF連携設定」タブを選択し、対象コンテンツの編集アイコンをクリックします。
- コンテンツ連携情報画面の「追記設定」タブを選択し、 IM-VisualDesigner で設定していた追記設定を登録します。
コラム
手順の詳細については「 IM-FormaDesigner 作成者操作ガイド 」-「 WF連携設定を行う 」の 「「追記設定登録」画面の機能と各部の説明」を参照してください。注意
「承認画面設定」「案件プロパティ設定」「追記設定」の各設定(WF連携設定)の注意事項
- コピーされたフロー定義、コンテンツ定義、ルート定義以外を用いてWF連携設定を行わないでください。
- コピーされたルート定義内の各ノードに割り振られているノードIDを変更しないでください。
IM-Workflow のユーザプログラム修正
コンテンツ定義に独自のユーザプログラムを設定している場合、移行支援ツールの実行時に下記の命名規則でパスが変更されます。
IM-VisualDesigner => IM-FormaDesigner スクリプト開発モデル => JavaScript のファイル名の末尾に”_forma”を付与 JavaEE開発モデル => Java のクラス名の末尾に “4Forma” を付与 変更前のファイルをコピーし、変更後のパスにリネームしてください。ファイルの内容については IM-VisualDesigner に依存した処理を削除し IM-FormaDesigner のコンテンツ定義としても動作する内容に修正してください。
3. IM-FormaDesigner 動作検証¶
- 過去に申請された案件(未完了案件、完了案件、過去案件)が IM-FormaDesigner のアプリケーションで開くことができるかを確認します。
- IM-VisualDesigner から検証用に移行したデータは、 IM-Workflow の処理済案件等から閲覧することはできないため、 IM-FormaDesigner の一覧表示機能から参照画面を表示して確認を行います。
forma-config.xmlの設定<CONTEXT_PATH>/WEB-INF/forma-config.xml 内の以下の設定値を false から true に変更します。変更後は再起動が必要です。<!-- imw連携情報(設定変更可能) --> <imw-setting> <!-- アプリケーション種別がim-workflowの場合、メニュー設定タブを表示する場合true/非表示の場合false --> <!-- true/falseを設定してください。 --> <show_menu_tab>false</show_menu_tab> <!-- アプリケーション種別がim-workflowの場合、一覧表示設定タブを表示する場合true/非表示の場合false --> <!-- true/falseを設定してください。 --> <show_list_item_disp_tab>false</show_list_item_disp_tab> <!-- アプリケーション種別がim-workflowの場合、権限設定タブを表示する場合true/非表示の場合false --> <!-- true/falseを設定してください。 --> <show_auth_setting_tab>false</show_auth_setting_tab> </imw-setting>作成したアプリケーションの編集
- [権限設定]タブより、確認を行うユーザに対して権限設定を行います。
- [メニュー設定]タブより、一覧画面のメニューを登録します(確認する画面をメニューに登録します)。
- [一覧表示設定]タブより、一覧画面に表示するデータのカラムを選択します。
一覧画面
- 一覧から確認したいレコードのリンクをクリックして IM-VisualDesigner のレコードを IM-FormaDesigner の画面で確認します。
コラム
forma-config.xmlの設定を行うと、フォーム設定画面に[権限設定]タブ、[メニュー設定]タブ、[一覧表示設定]タブが表示されます。