IM-FormaDesigner for Accel Platform IM-FormaDesigner 仕様書 第9版 2019-08-01

13. インポート

IM-FormaDesigner for Accel Platform のインポート機能について説明します。

13.1. インポートの前提条件

データソース定義・IM-FormaDesignerで作成したアプリケーションに対して、インポート・エクスポートを利用して同バージョン間で移行することができます。
  • 移行元と移行先でデータベースの種類が異なると、インポート時にテーブル作成に失敗する場合があります。
    その場合は、テーブル設定画面からテーブルの削除を行い、再度テーブルを作成する必要があります。
  • 権限設定で設定しているロール、ユーザ、組織、パブリックグループといったIM共通マスタに関するデータは、あらかじめ移行先の環境で準備する必要があります。

13.2. インポートの対象

後述の移行対象は、IM-FormaDesignerでの移行(インポート・エクスポート)利用時の内容です。
IM-Workflow連携を設定している場合には、別途IM-Workflowでの移行(インポート・エクスポート)処理が必要です。

13.2.1. アプリケーション

アプリケーションの移行については、アプリケーション単位で行うことができます。
以下の情報がインポートの対象です。
  • フォームの定義情報とファイル(IM-FormaDesignerで作成した画面情報および画像ファイル)
  • フォーム遷移情報
  • アプリケーション情報および履歴
  • アプリケーションのテーブル設定情報
  • アプリケーションの一覧表示項目設定情報
  • アプリケーションの権限設定情報
  • アプリケーションのユーザプログラムの設定情報(プログラム名、プログラムパス)
  • WF連携情報
  • アプリケーション管理会社設定
以下の情報はインポートの対象外のため、インポート後に再設定が必要です。
  • アプリケーションのメニュー設定情報
  • フォーム、アプリケーションを使用して登録画面から登録したデータ
  • WF連携を行ったアプリケーションで申請・承認画面から登録したデータ
  • アプリケーションに設定しているユーザプログラムのソースファイル

13.2.2. データソース定義

データソース定義の移行については、データソース定義すべて、またはデータソース定義単位で行うことができます。 [1]
以下の情報がインポートの対象です。
  • データソース定義情報とファイル(データソース定義画面で作成したSQL情報)
以下の情報はアプリケーションの移行範囲に含まれているため、データソース定義のインポートの対象外です。
  • IM-FormaDesignerのアプリケーションのフォームに設定したデータソース定義の設定情報

    コラム

    [1]

    IM-FormaDesigner 2014 Summer(8.0.7)以降はデータソース定義単位でエクスポートが可能です。

13.2.3. 採番ルール定義

採番ルール定義の移行については、特定のルール定義に限定して実行することができません。
以下の情報がインポートの対象です。
  • 採番ルール定義の設定情報、現在番号
以下の情報はアプリケーションの移行範囲に含まれているため、採番ルール定義のインポートの対象外です。
  • IM-FormaDesignerのアプリケーションのフォームに設定した採番ルール定義の設定情報

    コラム

    採番を利用しているアプリケーションが利用している採番ルール定義が移行されていない場合には、採番の設定は「システムによる採番」に変更されます。

13.3. インポートの動作

  • インポートの基本的な動作は以下の通りです。

    IM-FormaDesigner でのインポートは、インポートファイルの内容をインポート先の環境に上書き、またはマージします。
    インポートファイルに存在せず、インポート先の環境にのみ存在する情報については削除等の処理は行いません。
    1つのアプリケーションに複数のフォームが存在する場合のインポートの動作の例を以下に示します。
    ../../_images/behavior_of_import_diagram.png
    1. フォーム1は、インポート先とインポートファイルの両方に存在するため、インポートファイルの内容で上書き更新を行います。
    2. フォーム2は、インポート先のみに存在し、インポートファイルには存在しない(または削除されている)ため、インポート前の状態で変更は行われません。
    3. フォーム3は、インポート先に存在せず、インポートファイルのみに存在するため、インポートファイルの内容で登録されます。
  • 以下の事項は例外的に削除(設定の解除)が行われます。

    • アプリケーション履歴(履歴に含まれるフォーム情報)は、インポートファイルで削除されている場合にはインポート先の履歴情報も論理削除されます。
    • アプリケーション定義やデータソース定義に対する管理会社設定については、インポートファイルで無効に設定された場合にはインポート先も無効に設定されます。
    • 標準アプリケーションの「権限設定」で指定したユーザ・組織・ロール・パブリックグループがインポート先の環境に存在しない場合、該当の設定は削除されます。

13.3.1. インポートの注意事項

インポートを利用する際の注意事項は以下の通りです。
  • アプリケーション履歴、履歴に含まれるフォームID等の情報はアプリケーション履歴の作成時に生成されます。
    インポート元とインポート先環境が異なる場合にそれぞれの環境でアプリケーション履歴を登録すると、履歴の識別情報が一致しないために履歴に含まれるフォームやフォーム遷移情報等をインポートした際に不正なデータができる可能性があります。
    アプリケーション履歴やフォーム等の追加はインポートを利用してください。
  • インポートの動作 に記載のない以下の設定変更の操作はインポートによって反映できません。
    変更内容に基づいて、インポート後に画面から変更してください。

    【インポートで反映されない設定変更の例】
    • ユーザプログラムの設定の削除
      ( IM-FormaDesigner の「ユーザプログラム一覧」にプログラムが設定されているアプリケーションに対して、プログラムの設定を削除、またはユーザプログラムが設定されていない状態のアプリケーションをインポートした場合にはインポート前のユーザプログラムの設定はそのまま残ります。)
    • 権限設定のゲストユーザ・認証済みユーザ・登録者オプションの解除(有効から無効への変更)

    • 一覧表示項目設定(標準の一覧)の設定の削除

    • 一覧表示項目設定で表示項目の削除

    • WF連携情報(承認画面設定・案件プロパティ設定・追記設定を含む)の削除

    • フォーム遷移(参照)のデフォルト以外のフォーム遷移詳細設定の削除

    • 一覧表示項目設定( ViewCreator の一覧)のうち、「データ参照名」の変更
    • テーブル作成後のカラム追加・変更、フォームへの入力フィールドを持つアイテムの追加・変更
    インポート後に対応が必要な事項の詳細については、以下のリンク先も参照してください。
  • アプリケーション管理会社設定で設定されている会社がIM共通マスタに存在しない場合、設定情報から対象の会社名などの情報が取得できないため、該当の設定は画面上では空白で表示されます。