IM-BPM for Accel Platform IM-BPM チュートリアルガイド 第18版 2021-04-01

4.3.18.2. IM-LogicDesignerタスクで実行するロジックフローを動的に設定する

このチュートリアルでは、「IM-LogicDesignerタスク」で実行するロジックフローを実行時に決定する方法を解説します。
「IM-LogicDesignerタスク」の基本的な使用方法については「IM-LogicDesignerタスクを利用してユーザ情報を取得する」を参照してください。

コラム

このチュートリアルで作成するプロセス定義のサンプルを以下のリンクからダウンロードできます。

このサンプルは「プロセス定義アップロード」機能でプロジェクトにアップロードできます。
アップロード手順は「IM-BPM プロセスデザイナ 操作ガイド」-「プロセス定義のアップロード」を参照してください。

4.3.18.2.1. 事前準備

  1. Formaアプリケーション「select_logic_flow」をインポートします。

4.3.18.2.2. エレメントを配置する

../../../../_images/logicdesigner_task_0101.png
図:配置イメージ
  1. 開始イベント、IM-LogicDesignerタスク、終了イベントを配置して、順にシーケンスフローで接続します。

4.3.18.2.3. IM-LogicDesignerタスクのプロパティを設定する

../../../../_images/logicdesigner_task_0102.png
図:プロパティ入力イメージ
  1. IM-LogicDesignerタスクのプロパティで「メインコンフィグ」タブを開きます。
  2. 「フローID」に ${dynamic_flow_id} を入力します。
  3. 「利用するバージョン」で「入力したバージョンを利用」を選択します。
  4. 「バージョン番号」に ${dynamic_flow_version} を入力します。
  5. 「入力データ」には、ここでは何も設定しません。
  6. 「結果変数を格納する」チェックボックスをオンにします。
  7. 「結果変数名」に result_data を入力します。

4.3.18.2.4. 開始イベントにFormaアプリケーションを設定する

  1. 開始イベントのプロパティで「メインコンフィグ」タブを開きます。
  2. 「フォームキー」に forma:select_logic_flow を入力します。

4.3.18.2.5. 実行結果を確認する

このチュートリアルで作成したプロセスを開始すると、Formaアプリケーションが開きます。
開いたFormaアプリケーションで実行するフローを選択し、登録ボタンをクリックすることでタスクが進み、選択したロジックフローが実行されます。
バージョン番号は 1 が設定されており、変更不可の設定をしてあります。
  1. 「プロセス一覧」画面にて完了したプロセスを検索し、実行したプロセスの「プロセス詳細」画面へ遷移します。

  2. 「変数一覧」画面にて、以下の変数の値を確認します。

    変数名
    dynamic_flow_id
    「List of Accounts」を実行した場合: sample-accounts
    「Read intra-mart atom feed」を実行した場合: sample-im-topics-to-log
    dynamic_flow_version 1
    result_data
    「List of Accounts」を実行した場合: ユーザ情報を持つ records 配列
    「Read intra-mart atom feed」を実行した場合: ニューストピックス情報を持つ topics 配列

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