4.3.18.2. IM-LogicDesignerタスクで実行するロジックフローを動的に設定する¶
このチュートリアルでは、「IM-LogicDesignerタスク」で実行するロジックフローを実行時に決定する方法を解説します。
「IM-LogicDesignerタスク」の基本的な使用方法については「IM-LogicDesignerタスクを利用してユーザ情報を取得する」を参照してください。
コラム
このチュートリアルで作成するプロセス定義のサンプルを以下のリンクからダウンロードできます。
このサンプルは「プロセス定義アップロード」機能でプロジェクトにアップロードできます。
アップロード手順は「IM-BPM プロセスデザイナ 操作ガイド」-「プロセス定義のアップロード」を参照してください。
4.3.18.2.1. 事前準備¶
- Formaアプリケーション「select_logic_flow」をインポートします。
コラム
Formaアプリケーションのインポート手順は「IM-FormaDesigner 作成者操作ガイド」-「インポート・エクスポートを利用した IM-FormaDesigner のアプリケーションやデータソース定義の移行」を参照してください。
4.3.18.2.3. IM-LogicDesignerタスクのプロパティを設定する¶
- IM-LogicDesignerタスクのプロパティで「メインコンフィグ」タブを開きます。
- 「フローID」に ${dynamic_flow_id} を入力します。
- 「利用するバージョン」で「入力したバージョンを利用」を選択します。
- 「バージョン番号」に ${dynamic_flow_version} を入力します。
- 「入力データ」には、ここでは何も設定しません。
- 「結果変数を格納する」チェックボックスをオンにします。
- 「結果変数名」に result_data を入力します。
4.3.18.2.4. 開始イベントにFormaアプリケーションを設定する¶
- 開始イベントのプロパティで「メインコンフィグ」タブを開きます。
- 「フォームキー」に forma:select_logic_flow を入力します。
4.3.18.2.5. 実行結果を確認する¶
このチュートリアルで作成したプロセスを開始すると、Formaアプリケーションが開きます。
開いたFormaアプリケーションで実行するフローを選択し、登録ボタンをクリックすることでタスクが進み、選択したロジックフローが実行されます。
バージョン番号は 1 が設定されており、変更不可の設定をしてあります。
「プロセス一覧」画面にて完了したプロセスを検索し、実行したプロセスの「プロセス詳細」画面へ遷移します。
「変数一覧」画面にて、以下の変数の値を確認します。
変数名 値 dynamic_flow_id 「List of Accounts」を実行した場合: sample-accounts「Read intra-mart atom feed」を実行した場合: sample-im-topics-to-logdynamic_flow_version 1 result_data 「List of Accounts」を実行した場合: ユーザ情報を持つ records 配列「Read intra-mart atom feed」を実行した場合: ニューストピックス情報を持つ topics 配列
コラム
- プロセスのデプロイ方法については「IM-BPM プロセスデザイナ 操作ガイド」-「プロセス定義/ケース定義のデプロイ」を参照してください。
- デプロイしたプロセスの実行方法については「IM-BPM ユーザ操作ガイド」-「プロセスインスタンスの開始」を参照してください。
- 「プロセス詳細」画面への遷移方法については「IM-BPM ユーザ操作ガイド」-「プロセスインスタンスを確認する」を参照してください。
- 「変数一覧」画面の操作方法については「IM-BPM ユーザ操作ガイド」-「プロセスインスタンスの変数を確認する」を参照してください。