4.3.3.1. IM-LogicDesignerのリスナを利用する¶
このチュートリアルでは、「IM-LogicDesigner」のリスナを利用する方法を解説します。
「IM-LogicDesigner」とは、intra-mart Accel Platform上でビジネスロジックを簡単に作成できるアプリケーションです。
「IM-LogicDesigner」の詳細については、「IM-LogicDesigner仕様書」を参照してください。
コラム
このチュートリアルで作成するプロセス定義のサンプルを以下のリンクからダウンロードできます。
このサンプルは「プロセス定義アップロード」機能でプロジェクトにアップロードできます。
アップロード手順は「IM-BPM プロセスデザイナ 操作ガイド」-「プロセス定義のアップロード」を参照してください。
4.3.3.1.1. IM-LogicDesignerのリスナを利用したプロセス定義を作成する¶
IM-LogicDesignerのリスナを利用して、基準日から数日後の営業日を取得し、ユーザタスクの期限日に設定します。
このチュートリアルでは、基準日を現在日に設定し、10日後の営業日を期限日に設定するようにします。
このチュートリアルを開始する前に以下リンクから「ロジックフロー」をダウンロードし、インポートしてください。
コラム
「ロジックフロー」のインポートについての詳細は「IM-LogicDesigner ユーザ操作ガイド」-「インポート/エクスポート」を参照してください。
図:完成イメージ
開始イベントを設置します。
- 「データプロパティ」を設定します。キャンパスの空白部分をクリックし、「プロパティ」をプロセス全体に切り替えます。「データオブジェクト」タブから、「データプロパティ」の「追加」リンクをクリックします。
- 「データプロパティ」ダイアログから、以下のとおりに項目を設定します。
ID : dueDateDays
名前 : dueDateDays
型 : int
値 : 10
コラム
プロセスのデータプロパティ設定方法については「プロセスにデータプロパティを設定する」を参照してください。 - ユーザタスクのリスナを追加します。実行リスナの「追加」リンクをクリックします。
- 以下の手順で、実行リスナを設定します。
タイプを IM-LogicDesigner に設定します。
フローIDを設定します。
フローIDを設定するには、以下3つの方法があります。「フロー定義検索」により、ロジックフロー定義を選択する
- 「フロー定義検索」をクリックし、「ロジックフロー定義検索」ウィンドウを開きます。
- フロー定義ID businessDateCalculation のロジックフローを選択し、「決定」ボタンをクリックします。
フローIDを文字列で入力する
- フローIDの入力フォームに直接 businessDateCalculation を入力します。
EL式で動的にフローIDを設定する
EL式による動的なフローIDの設定方法については、別途「IM-LogicDesignerタスクで実行するロジックフローを動的に設定する」で説明しています。
コラム
フローIDを直接指定している場合は、「フロー定義編集」より指定のフローを編集できます。最新バージョンを利用するように設定します。
入力データを以下のように設定します。
「結果変数を格納する」を有効にします。
結果変数名に businessDateCalculationResult を設定します。
- 「ユーザタスク」に期限を設定します。「ユーザタスク」の「メインコンフィグ」タブで、「期限」に「 ${businessDateCalculationResult.addedBusinessDate} 」を入力します。