4. IM-BPM の設定ファイル¶
「 intra-mart Accel Platform セットアップガイド 」-「 アプリケーションの追加 」より、IM-BPM for Accel Platformモジュールを選択後、必要に応じて設定ファイルを編集します。
設定ファイルの詳細は「IM-BPM 設定ファイルリファレンス」を参照してください。
注意
非同期ジョブを利用する場合、ジョブのロック時間の設定(job-lock-time-in-millis)の設定について必ず値の調整を行ってください。
不適切な値を指定すると運用上の問題が発生する場合があります。
ジョブのロック時間の設定(job-lock-time-in-millis)非同期ジョブの想定最大実行時間を設定してください。デフォルトの設定値は、300000ミリ秒(=5分)です。非同期ジョブの実行時間がこの設定値を超える場合、その長時間の実行が意図的かどうかを問わず、プロセスエンジンはそのジョブが実行されているスレッドが停止しているとみなします。結果としてそのジョブのロックが解除され、再度プロセスエンジンにより実行されるため、上記スレッドが実際には停止せずに実行し続けている場合、多重にジョブが実行されてしまう可能性があります。この事象を回避するため、意図して非同期ジョブを長時間実行したい場合は、この設定値を増やして、ジョブの実行中にそのジョブがロック解除されないようにしてください。ただし、非同期ジョブを実行していたスレッドが何らかの理由で停止した場合も(例:アプリケーションサーバのプロセスが停止した場合)この設定値分だけロックされた状態が維持され、他のスレッドにてジョブが再実行されないため、極端に大きい値は設定しないでください。ジョブのロック時間の設定の詳細については、「IM-BPM 設定ファイルリファレンス」 - 「ジョブのロック時間の設定」 を参照してください。 非同期ジョブとは、プロセスの実行時に各アクティビティをその呼び出し元の処理と非同期に実行する機能です。アクティビティの実行モードにて「非同期」を設定する場合やタイマイベントを設定する場合などに利用されます。非同期ジョブの詳細については、「IM-BPM 仕様書」 - 「ジョブ」 を参照してください。
コラム
「ProjectNavigator」内のツリー上に設定ファイルがない場合
- <(プロジェクト名)/juggling.im> ファイルをダブルクリックします。
- 「設定ファイル」タブをクリックします。
- 対象の設定ファイルを選択し、右側にある「出力」をクリックします。
- 「ProjectNavigator」内のツリー上に表示されたファイルをダブルクリックして編集を行います。