IM-BloomMaker for Accel Platform IM-BloomMaker チュートリアルガイド 第5版 2020-12-01

5.4.1. チュートリアルの概要(作成物のイメージ)

本チュートリアルでは、IM-LogicDesigner のルーティング定義と IM-Repository の定義を利用し、ログイン情報を取得するアプリケーションを作成します。
アプリケーションの作成を通して、以下のような技法、および、要素の利用方法を説明します。
  • intra-mart Accel Platform のテーマを利用したアプリケーション画面 の作成
  • アクションの設定
  • ロジックフローで作成した REST API の実行
作成するアプリケーションの動作イメージは以下のとおりです。
  1. ログインユーザ情報を取得する画面の「ログインユーザ情報を取得」ボタンをクリックする。
  2. 現在ログインしているユーザの下記情報が表示される。
  • ユーザコード
  • ユーザ名
  • 所属組織
../../../_images/repository_definition_prepare01.png
図:ログイン情報取得アプリケーション画面

5.4.2. 事前準備

チュートリアルを進めるにあたり、以下の事前準備が行われていることが前提です。

5.4.2.1. チュートリアル実行ユーザ

本チュートリアルでは、下記ロールが付与されているユーザで実施します。
必要に応じて 「サイトマップ」→「マスタメンテナンス」→「ユーザ」よりロールの付与を行ってください。
  • IM-BloomMaker 管理者
  • LogicDesigner 管理者
  • IM-Repository 管理者

5.4.2.2. 定義ファイルのインポート

本チュートリアルを開始する前に以下のリンクから、IM-Repository の定義ファイルと IM-LogicDesigner の定義ファイルをダウンロードし、インポートを行ってください。

コラム

IM-LogicDesignerの定義ファイルのインポートについての詳細は、「IM-LogicDesigner ユーザ操作ガイド」-「インポート/エクスポート」を参照してください。

コラム

IM-Repository の定義ファイルのインポートについての詳細は「IM-Repository ユーザ操作ガイド」-「インポートを行う」を参照してください。
また、定義ファイルのインポートを行った後に、フロールーティングの認可設定を行ってください。

コラム

フロールーティングの認可設定ついての詳細は、「IM-LogicDesigner ユーザ操作ガイド」-「フロールーティングの認可設定」を参照してください。

5.4.2.3. エンティティの作成

アプリケーション画面の作成に入る前に、本チュートリアルではインポートした辞書項目が含まれているエンティティを作成します。
ログインユーザ情報のような複数の情報を一つにまとめて扱うときに、エンティティを作成すると便利です。
  1. 「サイトマップ」→「Repository」→「エンティティ一覧」をクリックし、「エンティティ一覧」画面を表示します。

    ../../../_images/repository_definition_prepare02.png
  2. 「カテゴリ新規追加」アイコンをクリックします。

    ../../../_images/repository_definition_prepare03.png
  3. 「カテゴリ名」を下記のとおりに設定します。
    • bloommaker_tutorial_entity
  4. 「影響範囲確認」ボタンをクリックします。

    ../../../_images/repository_definition_prepare04.png
  5. 任意のコメントを入力し、「適用」ボタンをクリックします。

    ../../../_images/repository_definition_prepare05.png
  6. 「適用確認」ダイアログの「決定」ボタンをクリックします。

    ../../../_images/repository_definition_prepare06.png
  7. カテゴリが作成されます。

    ../../../_images/repository_definition_prepare07.png
  8. 「サイトマップ」→「Repository」→「エンティティ一覧」をクリックし、「エンティティ一覧」画面を表示します。

    ../../../_images/repository_definition_prepare02.png
  9. 前項で作成したカテゴリをクリックし、「エンティティ新規作成」アイコンをクリックします。

    ../../../_images/repository_definition_prepare08.png
  10. エンティティ名を下記のとおりに設定します。
    • 標準
      • Login User Information
    ../../../_images/repository_definition_prepare09.png
  11. 「エンティティ項目」の「エンティティ項目編集」ボタンをクリックします。

  12. 「辞書項目/エイリアス検索」画面が表示されます。

  13. tutorial_category カテゴリをクリックします。

    ../../../_images/repository_definition_prepare10.png
  14. 選択したカテゴリ内にある辞書項目がすべて選択済み項目に表示されていることを確認し、「決定」ボタンをクリックします。

    ../../../_images/repository_definition_prepare11.png
  15. 「確定確認ダイアログ」で「決定」ボタンをクリックします。

    ../../../_images/repository_definition_prepare12.png
  16. 「エンティティ一覧」画面でエンティティ項目に先ほど選択した辞書項目が表示されていることを確認します。

  17. 「影響範囲確認」ボタンをクリックします。

    ../../../_images/repository_definition_prepare13.png
  18. 任意のコメントを入力し、「適用」ボタンをクリックします。

    ../../../_images/repository_definition_prepare14.png
  19. 「適用確認」ダイアログの「決定」ボタンをクリックします。

    ../../../_images/repository_definition_prepare15.png
  20. エンティティにインポートした辞書項目が紐づけられました。

    ../../../_images/repository_definition_prepare16.png

コラム

IM-Repository での エンティティの新規作成方法については 「IM-Repository ユーザ操作ガイド」 を参照してください。
以上で、エンティティの作成が完了しました。
次節「画面を作成する」ではアプリケーションで利用する画面を作成します。