5.3. Office 365 ファイルアップロードジョブの設定¶
Office 365 連携で、案件終了後にファイルをアップロードするためには、以下のジョブを設定、実行する必要があります。ジョブの設定方法は、「 テナント管理者操作ガイド 」 - 「 ジョブを設定する 」を参照してください。
Office 365 ファイルアップロード
Office 365 にファイルのアップロードを行うためのジョブです。ワークフローの各案件では、案件終了時に Office 365 連携タスクを登録します。このジョブでは、案件終了処理にて登録された Office 365 連携タスクを順次処理し、Office 365 にファイルをアップロードします。
設定値 説明 フローID(flowId) 特定のフローのみファイルのアップロードを実行したい場合に指定します。カンマ区切りで、複数のフローIDを指定できます。 システム案件ID(systemMatterId) 特定の案件のみファイルのアップロードを実行したい場合に指定します。カンマ区切りで、複数のフローIDを指定できます。 エラーキュー処理フラグ(processErrorQueue) Office 365 ファイルアップロードジョブ実行の結果、ファイルアップロードが行えなかった Office 365 連携タスクに対し、再度処理を行うかを指定します。デフォルトは true (エラーとなった Office 365 連携タスクを処理する)です。未指定の場合も true として動作します。エラーとなった Office 365 連携タスクを除いてファイルアップロードジョブを実行する場合は false を指定してください。コラム
Office 365 ファイルアップロードジョブは、並列実行することができます。そのため、連携を早く実施したいフローについては、繰り返し間隔を短くする等の対応が可能です。 フローIDとシステム案件IDを同時に指定した場合、システム案件IDのパラメータが優先されます。フローIDに指定したパラメータは、無視されます。注意
Office 365 ファイルアップロードジョブでは、「 BISシステムユーザと Office 365 ユーザ を連携する 」で設定したユーザでファイルをアップロードしています。Office 365 ユーザの連携は、14日間ジョブが実行されない、または、最大90日で期限切れとなります。そのため、ジョブは14日以上間を空けて実行することはできません。また、90日毎にBISシステムユーザと Office 365 ユーザ との連携を行う必要があります。再連携を行う方法は、「 BISシステムユーザと Office 365 ユーザ を連携する 」を参照してください。