IM-BIS for Accel Platform 業務管理者 操作ガイド 第17版 2019-08-01

9.9. 動的処理対象者設定

動的に処理対象者を設定するノード(動的承認、縦配置、横配置)に対し、プロセス実行時の処理対象者設定条件を定義することができます。
条件の定義は、主にノード種類による違いと、外部連携の使用有無による違いがあります。

9.9.1. 動的処理対象者設定画面の機能と各部の説明(標準設定)

「動的処理者設定」画面の内容は以下の通りです。
  • 動的承認ノードの設定画面

    ../../_images/standard_setting_1.png
  • 縦配置ノード、横配置ノードの設定画面

    ../../_images/standard_setting_2.png
  1. 動的処理者設定

処理対象者設定の動作を指定します。

区分
説明
標準設定
処理対象者に関する制限を設けず、手動で処理対象者を設定します。
外部連携設定
外部連携機能を利用し、処理対象者を自動で設定したり、手動で選択
できる処理対象者の範囲を限定したりすることができます。
  1. ノードスキップ
当該ノードの処理を必ず処理するか、処理しなくてもよいかを指定します。
この項目は動的承認ノードの場合に表示されます。
区分
説明
不可
当該ノードは必ず処理する必要があります。
当該ノードを処理せず次に進むか、プロセス実行時に判断することができます。
  1. 割当可能最小ノード数
当該ノードを複数のタスクに展開する際の最小数を指定します。
0を指定した場合は当該ノードをスキップすることができます。
この項目は縦配置ノード、横配置ノードの場合に表示されます。
  1. 割当可能最大ノード数
当該ノードを複数のタスクに展開する際の最大数を指定します。
この項目は縦配置ノード、横配置ノードの場合に表示されます。
  1. 処理対象者判定ノード一覧
当該ノードに処理対象者を設定する判定ノードの一覧です。
判定ノードは複数指定することができます。
  1. 保存
動的処理者設定の入力内容を保存します。
  1. キャンセル
入力した内容を破棄します。

9.9.2. 動的処理対象者設定画面の機能と各部の説明(外部連携設定)

「動的処理者設定」画面の内容は以下の通りです。
  • 動的承認ノードの設定画面

    ../../_images/external_linkage_1.png
  • 縦配置ノード、横配置ノードの設定画面

    ../../_images/external_linkage_2.png
  1. 動的処理者設定

処理対象者設定の動作を指定します。

区分
説明
標準設定
処理対象者に関する制限を設けず、手動で処理対象者を設定します。
外部連携設定
外部連携機能を利用し、処理対象者を自動で設定したり、手動で選択できる処理対象者の範囲を限定したりすることができます。
  1. 処理対象者の設定方法
外部連携処理を用いて、当該ノードに処理対象者を設定する方式を指定します。
区分
説明
自動で設定する
システムが自動で処理対象者を設定する方式です。
外部連携による結果を当該ノードの処理対象者に自動で設定します。
手動で設定する
判定ノードでユーザが処理対象者を選択する方式です。
外部連携による結果をもとに、処理対象者の選択範囲を限定することができます。
この方式を選択した場合は、処理対象者を検索する際にプラグインと検索タブには「ユーザ検索(キーワード タブ)」のみ利用可能です。
  1. 処理対象者の変更
処理対象者判定ノードでユーザが処理対象者の設定を行えるか否かを設定します。
区分
説明
不可
ユーザは処理対象者の設定を行うことができません。
処理対象者の設定方法で自動で設定するを選択している場合のみ選択可能です。
ユーザは処理対象者の設定を行うことができます。
  1. 処理対象者判定ノード一覧
当該ノードに処理対象者を設定する判定ノードの一覧です。
判定ノードは複数指定することができます。
  • 処理対象者判定ノード

    処理対象者を設定する判定ノードを指定します。
    追加アイコンをクリックするとノード検索画面が表示され、当該フローの選択可能なノードを表示します。
  • 外部連携

    処理対象者判定ノードで実行する外部連携の設定を行います。
    アイコンをクリックするとデータマッパー画面が表示されます。
    データマッパー画面のリクエスト左辺に表示される画面ツリーは処理対象者判定ノードに
    設定されている画面情報です。
  1. 保存
動的処理者設定の入力内容を保存します。
  1. キャンセル
入力した内容を破棄します。

コラム

外部連携を設定した場合は、以下の設定項目は外部連携の結果からシステムが自動で判断して動作を決めます。
ノードスキップの詳細については、「 IM-BIS 仕様書 」-「 動的処理対象者設定に関する仕様 」を参照してください。
設定項目
自動判断時の動作
ノードスキップ
外部連携の処理結果がある場合は「不可」と判断します。
処理結果が空オブジェクトとなる場合はノードスキップと判断し、ワークフロー処理画面のフロー設定項目を表示しません。
割当可能最小ノード数
割当可能最大ノード数
外部連携の処理結果の数に応じてノード数を固定にします。
処理結果が空オブジェクトとなる場合はノード数をゼロと判断し、ワークフロー処理画面のフロー設定項目を表示しません。