スプレッドシート¶
画面アイテム「スプレッドシート」は、IM-SpreadsheetをForma実行画面上で利用するためのアイテムです。
基本設定¶
スプレッドシート¶
画面アイテムに表示するスプレッドシートを設定します。アイコンをクリックすることで、 IM-Spreadsheet デザイナが起動します。「ファイル」 - 「インポート」を利用することで、既存のExcelファイルを読み込むことができます。注意
スプレッドシートアイテムは、設定するシートのサイズに応じて、処理時間とメモリが必要となります。そのため、以下の制限を設定しています。
詳細設定¶
スプレッドシートID¶
アプリケーションテーブル上での、画面アイテムの物理名(列名)として利用します。同一のアプリケーション内では、すべての画面アイテムのフィールド識別IDとスプレッドシートIDが一意になるように設定してください。フォーム間でスプレッドシート同士の値の引継ぎをする場合は、スプレッドシートIDを同じにする必要があります。
シートDB登録¶
スプレッドシートのシート全体をデータベースへ登録するかを設定します。チェックがオフの場合、データベースに登録しません。チェックがオンの場合、データベースに登録したシートが存在する場合、そのシートを画面に表示します。データベースに登録したシートが存在しない場合、フォーム・デザイナで定義したシートを画面に表示します。複数画面を作成する場合、シートDB登録は全画面で同じ設定にする必要があります。コラム
シートDB登録をオンとして利用した場合、スプレッドシートのシート全体がリクエストパラメータとして送信されます。制限サイズを超えた場合、エラーが発生しますので注意してください。制限サイズの設定方法については、以下を参照してください。
アイテム名¶
同一フォーム内で画面アイテムを識別するための名前を指定します。
バインディング設定¶
スプレッドシート内の特定のセル、もしくは、テーブルの入力値のバインディング有無を設定します。バインディングした値は、前処理や後処理、外部連携で利用することができます。チェックがオンの場合、「フィールド定義」「テーブル定義」で、バインディングするセル、もしくは、テーブルを設定します。
バインディング値DB登録¶
バインディングした値をデータベースへ登録するかを設定します。複数画面を作成する場合、バインディング値DB登録は全画面で同じ設定にする必要があります。コラム
シートDB登録:オフ、バインディング値DB登録:オンとして利用した場合
登録/更新(申請/承認)画面など、別フォームに対して、同一のスプレッドシートIDで別の内容のスプレッドシートを設定できます。バインディング値はスプレッドシート上に反映されるため、画面ごとにスプレッドシートの表示内容を変更することができます。コラム
バインディング設定をオンとして利用した場合
バインディング設定をオンとした場合、設定した値は後処理に連携されます。バインディング値DB登録がオフの場合でも値は連携されます。
表示タイプ¶
画面の種類(行項目)¶
登録
Webアプリケーション(標準)での登録画面の時の表示タイプを設定します。
編集
Webアプリケーション(標準)での更新画面の時の表示タイプを設定します。
参照
Webアプリケーション(標準)での参照(詳細)画面の時の表示タイプを設定します。
表示・入力タイプ(列項目)¶
表示・入力可
入力できる画面アイテムとして表示します。表示・参照
入力はできませんが、設定値や入力済みの値を表示します。非表示
入力・表示ともできません。設定値や入力済みの値があっても、表示だけでなく、他の画面アイテムからの参照もできません。
表示タイプ:入力可¶
表示タイプ:参照¶
アイテムサイズ・配置¶
フォーム内での表示の位置・高さ・幅を指定します。
幅¶
画面アイテムとして指定した領域(「フォーム・デザイナ」画面上で赤い点線で囲まれる範囲)の横の長さ(幅)をピクセル単位で指定します。
高¶
画面アイテムとして指定した領域(「フォーム・デザイナ」画面上で赤い点線で囲まれる範囲)の縦の長さ(高さ)をピクセル単位で指定します。
X¶
画面アイテムとして指定した領域(「フォーム・デザイナ」画面上で赤い点線で囲まれる範囲)の左上頂点のフォーム左上からの横位置をピクセル単位で指定します。
Y¶
画面アイテムとして指定した領域(「フォーム・デザイナ」画面上で赤い点線で囲まれる範囲)の左上頂点のフォーム左上からの縦位置をピクセル単位で指定します。
フィールド定義¶
フィールド識別ID¶
アプリケーション上での、入力項目の識別IDとして利用します。同一のアプリケーション内では、すべての画面アイテムのフィールド識別IDが一意になるように設定してください。
タイプ¶
入力項目として保持する値のデータ型を指定します。コラム
指定したデータ型に対し、登録/更新(申請/承認)時に、保持するデータ型に対してのチェックのみ実施します。詳細の入力チェックを実行する場合は、SpreadJSのAPI、またはForma入力チェックユーザプログラムを利用してください。 データ型として数値/日付を指定した場合、SpreadJSのセルの書式設定にも数値/日付形式を指定してください。型が異なる場合、入力時の変換処理でスクリプトエラーが発生したり、値が意図どおり連携されない場合があります。 SpreadJSでのセル型がチェックボックスの場合は、データ型に「文字列」を指定してください。ユーザプログラム、外部連携では値を以下のように設定・取得します。チェックON: 文字列の”true”、チェックOFF: 文字列の”false”、不定状態(不定状態が有効の場合):空文字 SpreadJSでのセル型がチェックボックスリストの場合は、データ型に「文字列」を指定してください。ユーザプログラム、外部連携ではカンマ区切りの文字列で値を設定・取得します。※SpreadJSで設定するチェックボックスリスト項目値にカンマ「,」が含まれていると正常に動作しないため、カンマを含まない値を設定してください。
シート・行・列¶
シート・行・列を指定します。シートは、一番左のシートを0として、順番で指定します。行・列は、左上のセルを0として、順番で指定します。コラム
「選択中のセルを追加」を押下すると、スプレッドシート上でフォーカスが当たっているセルを追加することができます。また、画面アイテムプロパティで設定済みフィールドを選択すると、スプレッドシートの中で指定されたセルにフォーカスが当たります。
テーブル定義¶
テーブル¶
Excel上で設定されたテーブルオブジェクトがリストで表示されます。バインディングするテーブルを選択して、「定義を設定」を押下すると、テーブルの各列が設定されます。定義したテーブルを解除したい場合は、「定義を解除」を押下してください。
テーブル識別ID¶
アプリケーション上での、テーブルの識別IDとして利用します。フォーム間でテーブル同士の値の引継ぎをする場合は、テーブル識別IDを同じにする必要があります。
シート番号¶
一番左のシートを0とした順番が表示されます。
フィールド識別ID¶
アプリケーション上での、入力項目の識別IDとして利用します。同一のアプリケーション内では、すべての画面アイテムのフィールド識別IDが一意になるように設定してください。
タイプ¶
入力項目として保持する値のデータ型を指定します。コラム
指定したデータ型に対し、登録/更新(申請/承認)時に、保持するデータ型に対してのチェックのみ実施します。詳細の入力チェックを実行する場合は、SpreadJSのAPI、またはForma入力チェックユーザプログラムを利用してください。 データ型として数値/日付を指定した場合、SpreadJSのセルの書式設定にも数値/日付形式を指定してください。型が異なる場合、入力時の変換処理でスクリプトエラーが発生したり、値が意図どおり連携されない場合があります。 SpreadJSでのセル型がチェックボックスの場合は、データ型に「文字列」を指定してください。ユーザプログラム、外部連携では値を以下のように設定・取得します。チェックON: 文字列の”true”、チェックOFF: 文字列の”false”、不定状態(不定状態が有効の場合):空文字 SpreadJSでのセル型がチェックボックスリストの場合は、データ型に「文字列」を指定してください。ユーザプログラム、外部連携ではカンマ区切りの文字列で値を設定・取得します。※SpreadJSで設定するチェックボックスリスト項目値にカンマ「,」が含まれていると正常に動作しないため、カンマを含まない値を設定してください。