IM-BIS for Accel Platform IM-BIS デザイナヘルプ 第30版 2023-10-01

インラインフレーム

画面アイテム「インラインフレーム」は、フォーム上に枠を作り別のページを表示するためのアイテムです。

注意

インラインフレームは、IM-BIS for Accel Platform でのみ利用できます。

  • ご利用時の注意点

    • 画面アイテム「インラインフレーム」を利用することで、様々なWebサイトを画面上に表示できますが、呼び出し先のWebサイトの設定を正しく設定しても、該当のサイトを表示できない場合がありますのでご了承ください。
    • インライフレームの倍率が25%の場合、「フォーム・デザイナ」画面、実行画面で利用されているダイアログ(フォーム・デザイナ画面のツールキットやフィールド一覧など)がインラインフレームの後ろに隠れて表示されてしまう場合あります。
      この現象は、URLに設定したWEBサイトによって発生します。
    • 「Internet Explorer 8」では、倍率設定が正しく動作しませんので、注意してください。

基本設定

URL

インラインフレームに表示するサイトのURLを指定します。

パラメータ設定

送信方法

データの送信方法を「GET」「POST」のいずれかから選択します。

パラメータ設定

URLに設定した値(アドレス)に追加したいパラメータのキーと値の組み合わせを設定します。
「+」「-」で追加と削除ができます。
左の行番号をドラッグすることで順番の入れ替えができます。
  • パラメータキー

    パラメータキーを設定します。

  • パラメータ値

    パラメータ値に設定されている状態を確認します。
    値の取得元がプロパティ設定値の場合、パラメータ値に設定した文字列がそのまま表示されます。
    データソース設定値の場合は、「データソース設定値」とだけ表示されます。

パラメータキー

編集対象のパラメータ値に対応するパラメータキーを選択します。

値の取得元

パラメータ値に設定する値の取得方法を設定します。
  • プロパティ設定値

    固定文字列、または画面アイテムから取得した値をパラメータ値として設定します。
  • データソース設定値

    データソース定義で定義されているクエリを使用して、データベースから動的に取得した値をパラメータ値として設定します。

値の取得元が「プロパティ設定値」の場合の設定項目

パラメータ値

パラメータに設定する値を登録します。
同一フォーム上の画面アイテムから値を取得して設定する場合には、その画面アイテムの「フィールド識別ID」を指定します。
任意の固定文字列を設定する場合には、その文字列の前後をダブルクォーテーション「”」で囲んで指定します。

値の取得元が「データソース設定値」の場合の設定項目

データソース名

データソース定義で定義ずみのクエリ一覧から、使用するクエリを選択します。
クエリを選択すると、パラメータ等の設定項目は初期化されます。

データソース設定

データソース定義で定義ずみのクエリ一覧から、使用するクエリを選択します。
クエリを選択すると、パラメータ等の設定項目は初期化されます。

パラメータ設定値

パラメータに設定する値を登録します。

詳細設定

フィールド識別ID / [始]フィールド識別ID / [終]フィールド識別ID

アプリケーションテーブル上での、画面アイテムの物理名(列名)として利用します。
同一のアプリケーション内では、すべての画面アイテムのフィールド識別IDが一意になるように設定してください。

フレーム制御

インラインフレームの動作種別を設定します。
以下の項目から設定できます。
  • 「利用しない」の場合

    インラインフレームを通常表示します。
    画面から直接インラインフレーム内の項目を操作できます。
    最大表示はできません。

    表示例)

    ../../../../../../_images/fixation.png
  • 「クリック/コントロールバー」の場合

    画面から直接インラインフレーム内の項目を操作できませんが、一度インラインフレーム内をクリックし、最大表示した後に操作できます。

    表示例)

    ../../../../../../_images/simplicity.png
  • 「コントロールバー」の場合

    画面から直接インラインフレーム内の項目を操作できます。
    また、上部に表示されるバーで倍率と最大表示と縮小表示を行えます。

    表示例)

    ../../../../../../_images/detail.png

通常時の倍率

最大表示ではないときの倍率を指定します。
25%~275%の間で25%ごとに指定できます。

最大化時の倍率

コントロールバーの「クリック/コントロールバー」と「コントロールバー」を選択した場合に、最大表示のときの倍率を指定します。
25%~275%の間で25%ごとに指定できます。

アイテム名

同一フォーム内で画面アイテムを識別するための名前を指定します。

画面の種類(行項目)

  1. 処理

    BISフローの処理画面の時の表示タイプを設定します。

  2. 参照

    BISフローの参照画面の時の表示タイプを設定します。

表示・入力タイプ(列項目)

  1. 表示

    html上に画面アイテムを存在させます。
  2. 非表示

    html上に画面アイテムを存在させません。

表示タイプ:表示

../../../../../../_images/display19.png

アイテムサイズ・配置

フォーム内での表示の位置・高さ・幅を指定します。

画面アイテムとして指定した領域(「フォーム・デザイナ」画面上で赤い点線で囲まれる範囲)の横の長さ(幅)をピクセル単位で指定します。

画面アイテムとして指定した領域(「フォーム・デザイナ」画面上で赤い点線で囲まれる範囲)の縦の長さ(高さ)をピクセル単位で指定します。

X

画面アイテムとして指定した領域(「フォーム・デザイナ」画面上で赤い点線で囲まれる範囲)の左上頂点のフォーム左上からの横位置をピクセル単位で指定します。

Y

画面アイテムとして指定した領域(「フォーム・デザイナ」画面上で赤い点線で囲まれる範囲)の左上頂点のフォーム左上からの縦位置をピクセル単位で指定します。

表示スタイル

コントロールバースタイル

グラデーションパターン

コントロールバーにグラデーションを設定します。
以下の項目から選択できます。
  • 利用しない

    グラデーションを利用せずに、コントロールバーを単色で表示します。
    コントロールバーの色を1色指定します。
  • 縦方向

    コントロールバーの色1からコントロールバーの色2へと、上から下へ縦方向にグラデーションで表示します。
    コントロールバーの色を2色指定します。
  • 横方向

    コントロールバーの色1からコントロールバーの色2へと、左から右へ横方向にグラデーションで表示します。
    コントロールバーの色を2色指定します。

コントロールバーの色1

コントロールバーの色を色コード(#で始まる16進数)、またはカラーピッカーから選択して指定します。

コントロールバーの色2

コントロールバーの色を色コード(#で始まる16進数)、またはカラーピッカーから選択して指定します。

フレームスタイル

枠のスタイル

表示する画面アイテムの枠の形式を指定します。
  • none:枠は表示されません。表のセルなどの枠が重なり合う場合は他の値が優先されます。
  • solid:枠は1本の線で表示されます。
  • double:枠は二重線で表示されます。
  • groove:枠は立体的に窪んだ線で表示されます。
  • ridge:枠は立体的に隆起した線で表示されます。
  • inset:枠の内側が立体的に窪んだ線で表示されます。
  • outset:枠の内側が立体的に隆起した線で表示されます。
  • dashed:枠は破線で表示されます。
  • dotted:枠は点線で表示されます。
../../../../../../_images/line_style.png
  • 枠のスタイルによる設定項目の違いについて
枠のスタイルを特定の種類にした場合には、一部の設定項目が下記の通り変わります。
設定した枠のスタイルの種類に合わせて、必要な項目を設定してください。
  • 正方形/長方形の場合

    枠のスタイル 枠の太さ 枠の色 背景色
    none 設定不可 設定不可 必須
    double 設定不可 必須 任意
    上記以外 必須 必須 任意

  • インラインフレーム、BI表示アイテムの場合

    枠のスタイル 枠の太さ 枠の色 背景色
    none 設定不可 設定不可 任意
    double 設定不可 必須 任意
    上記以外 必須 必須 任意

枠の太さ

表示する枠の太さをピクセル単位で指定します。

枠の色

枠の色を色コード(#で始まる16進数)、またはカラーピッカーから選択して指定します。

背景色

背景色を色コード(#で始まる16進数)、またはカラーピッカーから選択して指定します。