開発者ブログ

「印影機能」をさくっと試してみる

2011年12月07日

今日は IM-Workflow Ver.7.2 のパッチ6で追加された「印影機能」を動かしてみます。

「印影機能」は、以下の準備が必要です。

  1. ワークフローパラメータで「印影の使用可否」を「使用する」に設定
  2. 各ユーザの印影情報を作成

 

そして、ワークフローコンテンツ定義で印影を表示できるように、以下の手順のように、設定を追加し、画面プログラムを編集します。

  1. ワークフローコンテンツ定義で印影用のユーザプログラムを設定
  2. ワークフローコンテンツ定義の画面に印影表示用のタグを埋め込む

 

これにより、申請時や承認時に印影を選択して申請・承認が行えるようになり、「まるで押印されたイメージの画面」を構築できます。

detail1.pngのサムネール画像

 

以下、それぞれの設定を紹介します。

ワークフローパラメータで「印影の使用可否」を「使用する」に設定

 

stamp-enabledをtrueに設定してください。

wf-param.pngのサムネール画像
各ユーザの印影情報を作成

 

各ユーザの印影を作成する方法は2つあります。

  • 「常用印作成バッチ」を利用して、各ユーザの印影を一括で作成
  • 各ユーザで自分で自由に作る

ここでは、「常用印作成バッチ」を利用して、各ユーザの印影を作ってみましょう。操作は簡単。グループ管理者でログインして、「常用印作成バッチ」を実行してください。

次に「常用印作成バッチ」で作成された印影を確認してみましょう。一般ユーザでログインし、以下のメニューを開いてください。

  • メニュー[ワークフロー]-[印影設定]

「常用印作成バッチ」では、各ユーザに対して以下の2つの印影を作成します。

batch2.png
  • [左側] 3段表示(上:姓、中:処理日、下:名)
  • [右側] 縦表示 (姓のみ)

※[注意] ユーザ名の姓と名の間で空白文字で区切られている場合、上記のように作成されます。空白文字で区切られていない場合、以下のように作成されます。

batch1.pngのサムネール画像

 

バッチで作成された印影も編集することができます。

stamp_edit3.png

印影タイプは標準では3タイプあります。 このタイプは自由に追加することができます。 自社の印影イメージに変更したり、フォントをカスタマイズしたり、 日付フォーマットの変更などができます。

ワークフローコンテンツ定義で印影用のユーザプログラムを設定

 

印影を利用したいコンテンツに以下のユーザプログラムをそれぞれ追加します。※ちょっと面倒です。。

プラグイン種別プラグイン種類
アクション処理(申請ノード)【アクション処理】印影処理
アクション処理(承認ノード)【アクション処理】印影処理
案件終了処理【案件終了処理】印影処理
案件退避処理【案件退避処理】印影処理
未完了案件削除処理【未完了案件削除処理】印影処理
完了案件削除処理【完了案件削除処理】印影処理
過去案件削除処理【過去案件削除処理】印影処理


※詳細は「IM-Workflow Ver.7.2 仕様書」の「2.20.1.2 プラグイン設定」節を参考してください。

ワークフローコンテンツ定義の画面に印影表示用のタグを埋め込む

 

さて、ではワークフローのコンテンツに印影表示用のタグを埋め込んでみます。

「workflowStampListタグのAPIリスト」を参考に、workflowStampListタグを埋め込んでみます。

ここでは、IM-Workflowに同梱されているサンプル・コンテンツ「スクリプト開発モデル(contents_script)」について、以下のように編集してみます。

  • pages/src/sample/workflow/purchase/screen/apply.html の150行目に以下を追加
<tr><td align="right">
<br/>
<imart type="workflowStampList" flowId=oRequest.imwFlowId
                                applyBaseDate=oRequest.imwApplyBaseDate
                                maxColumns="5"
                                sortDesc="true"
                                disableNodeName="false"
                                stampOnly="false">
</imart>
</td></tr>
※画面右寄せ印影用の枠を表示し、右から左に申請者、承認者と印影が表示される設定

 

  • pages/src/sample/workflow/purchase/screen/approve.html の91行目に以下を追加
  • pages/src/sample/workflow/purchase/screen/confirm.html の91行目に以下を追加
  • pages/src/sample/workflow/purchase/screen/detail.html の80行目に以下を追加
<tr><td align="right">
<br/>
<imart type="workflowStampList" systemMatterId=oRequest.imwSystemMatterId
                                maxColumns="5"
                                sortDesc="true"
                                disableNodeName="false"
                                stampOnly="false">
</imart>
</td></tr>
※画面右寄せ印影用の枠を表示し、右から左に申請者、承認者と印影が表示される設定

 

最後に、申請・承認して確認してみましょう♪

 

複合ルート[スクリプト開発モデル] で申請してみます。申請画面を開くと、押印されていない状態で印影の枠が表示されます。これはルート定義情報から自動的に作られています。

apply1.png

必要な情報を入力し、申請リンクを押下します。そうすると、以下のイメージのように、いつもの申請画面で自分の印影が表示され、選択して申請を行うことができます。

apply2.png

承認時も同じく、自分の印影を選択して、承認が行えます。

承認が進むと、以下のように「まるで押印されたイメージの画面」となります。

detail1.pngのサムネール画像

 

こんな風に、いつも申請画面に印影を組み込んでみるのはいかがでしょうか。

編集後記

 

先日とあるパートナー様に印影機能を紹介しました。その際、「ちょっと斜めに角度をつけたい」「かすれさせたい」という要求もあると伺いました。 日本人のこの細部までのこだわり、大切にしたいですねぇ。

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