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動作概要
【 Storage Service 篇 】

機能概要

Storage Service は、intra-mart で扱うファイルを一元管理します。

Storage Service の主な仕事は以下の通りです。

  • ファイル(主にデータファイル)の管理
  • PDF ファイルの作成(エクステンションモジュール適用時)
  • XRF ファイルの作成(エクステンションモジュール適用時)

Storage Service に関連するAPIは以下のとおりです。

  • VirtualFile(Page-Base Programing Model)
  • jp.co.intra_mart.foundation.service.client.file.NetworkFile(J2EE-Base Programing Model)




ファイル管理機能

データを一元管理する目的で利用される機能です。

この Storage Service にファイルを保存する事で、intra-mart をネットーワーク型(分散システム)で運用している場合においても、各 Application Runtime が同一のファイルを共有する事ができます(アップロードされたファイルを保存したり、複数のユーザー間で共有するファイルを保存したりなどの目的に利用すると便利です)。

ファイルの保存場所は、Storage Service をインストールしたディレクトリ直下の storage/ 以下になります。
Storage Service のファイルを操作するAPIでファイルパスを指定する場合、storage/ ディレクトリからの相対パス指定をしてください(『..』を利用してパス指定をして storage/ よりも上位のファイルに対してアクセスすると非常に危険なので、絶対にやらないでください)。


エクステンションモジュールによる機能追加

Storage Service はエクステンションモジュールを追加インストールすることで機能追加される場合があります。

Storage Service に機能追加するパッケージ

  • PDF デザイナー
  • XRFコンポーザ



注意事項

storage/ ディレクトリには、Storage Service がファイルの書込や読込をするための権限を与えて下さい。権限が正しく設定されていない場合、Storage Service のファイルを扱うAPIが正しく実行できなくなります。
また、ファイルを新らしく作成する場合、そのファイルが作成できるだけの十分なディスク容量を確保してからファイル作成を行うようにして下さい。storage/ ディレクトリ以下に十分なディスク容量がない場合、APIによるファイル作成ができません。

極端に容量の大きいファイルを扱う場合、Storage Service のレスポンスが一時的に低下する事があります。また、ネットワーク型で運用している場合、ネットワーク環境により、Storage Service から Application Server への通信がボトルネックとなり、Storage Service のファイルを扱うAPIの実行速度が遅くなる場合があります。




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