機能説明

<IMART type=“event”>タグ。

ページに対して、ブラウザ上で動作するイベント処理型ロジックを追加します。
このタグは、Client Side Java Script を利用して実現されています。
また、値のブリッジには、ブラウザのクッキーを利用しています。
(クッキーを利用しているので別ウィンドウ同士の通信にも利用できます。)
そのため、クッキーの容量制限を越える量の値をやり取り(監視や受取)は できません。
また、このタグではクッキーを保存する際、クッキーの path 属性を 「/」として値を保存しています。
セキュリティ的に問題と なる場合には、この機能を利用しないでください。
属性 name には、動作する際のイベント名称(キーコード)を指定します。 この name 属性に指定したコードが等しい<IMART type=“event”>同士が連携して動作します。
属性 focus には、監視対象となる Client Side Java Script の変数名称を 文字列として指定してください。 focus 属性で指定された変数の内容が送信される事になります。
属性 receive には、監視対象値を受け取るための Client Side Java Script の変数名称を文字列として指定してください。 ここで指定した変数によって focus で監視している変数の値を受信する事が できます。
属性 init には、動作前にクッキーを初期化する必要がある場合、 その初期値を文字列として指定する事ができます。
属性 onChange には、focus 属性で指定された変数内の値が変化した際に 実行される Client Side Java Script のソースコードを文字列として指定します。
属性 time には、監視のタイミングをミリ秒で指定します。 focus 属性で指定された変数やクッキー内の情報は、タイマー機能を利用して 一定時間毎の監視を行っています。 デフォルトでは 250 ミリ秒毎に監視していますが、連動のタイミングをより リアルタイムにしたい場合は、この値を小さく設定し、ブラウザ処理の負荷が 高く動作が重い場合には、この値を大きく設定する事で任意に調整してください。

属性一覧

注釈 属性名 説明 省略時の動作
escapeJs JavaScriptエスケープの有効・無効を指定します。

「true」の場合、エスケープ対象の属性値が JavaScriptエスケープされて出力されます。
「false」の場合、エスケープ対象の属性値の JavaScriptエスケープ処理は行われません。
未指定の場合は「現在実行中の プレゼンテーション・ページ に紐づくescapeJsの値」に則ってJavaScriptエスケープ処理行われます。

詳しくは、「 エスケープ処理に関して 」を参照してください。
-
escapeXml XMLエスケープの有効・無効を指定します。

「true」の場合、エスケープ対象の属性値が XMLエスケープされて出力されます。
「false」の場合、エスケープ対象の属性値の XMLエスケープ処理は行われません。
未指定の場合は、「現在実行中の プレゼンテーション・ページ に紐づくescapeXmlの値」に則ってXMLエスケープ処理行われます。

詳しくは、「 エスケープ処理に関して 」を参照してください。
-
必須
focus 監視対象CSJS変数名称
(エスケープ対象の属性です)
-
必須
init クッキー内初期値
(エスケープ対象の属性です)
-
必須
name カテゴリ名称
(エスケープ対象の属性です)
-
必須
onChange データ変更時の実行スクリプト
(エスケープ対象の属性です)
-
必須
receive 監視変数内データの受け入れCSJS変数名称
(エスケープ対象の属性です)
-
必須
time クッキー監視間隔時間(ミリ秒) -

内部タグ

IMARTタグおよびHTML

サンプル

サンプル

サンプル
		<FORM name="form_a"><br/>
		<INPUT type="text" name="a_text"><br/>
		</FORM><br/>
		<IMART type="event" name="text_copy" focus="document.form_a.a_text.value"><br/>
		</IMART><br/>
		<FORM name="form_b"><br/>
		<INPUT type="text" name="b_text"><br/>
		</FORM><br/>
		<IMART type="event" name="text_copy" receive="document.form_b.b_text.value"><br/>
		</IMART><br/>
		<blockquote>
		画面には二つのテキストフィールドが表示されます。<br/>
		上のテキストフィールドに文字を記入すると、下のテキストフィールド内に上のテキストフィールドに入力した内容と同じものが表示されます。<br/>
		</blockquote>